若い女性の“おっさん化”が、さらに進化している。古くは、牛丼屋にひとりで入る女性から始まり、大型トラックのハンドルを握るガテン系、食堂でスタミナ定食を頼む肉食系女子まで、出現してきた。

個人的には“カッコいい”と思うのだが、世間ではまだ奇異な眼で見られている。女性の中でも、まだごく一部であることに違いはない。

女性自身もそういう世界に興味はあるものの、入り込む勇気はなく、また、心のどこかで女性らしさを求めてもいる。

そういう欲求を察知してか、“おっさんぽい”お店をお洒落に演出して、成功している例はある。

チェーン店の居酒屋などは、まさに象徴的存在。おっさんの溜まり場を明るくお洒落な空間に変え、料理の見ためも女性好みとなっている。

「会社帰りの“ちょっと一杯”」を「アフターワークの“女子会”」へと変身させている。やっていることは同じなのだが……。

最近では、「缶詰バー」というお店も流行っている。中高年の男性諸君はよくご存知だろう。いわゆる酒屋の立ち飲み屋である。

カウンターでコップ酒を頼み、棚から缶詰を持ってきて食べる、あの立ち飲み屋の進化系が「缶詰バー」である。

内装はバー風となり、海外の珍しい缶詰なども揃え、キャッシュオンデリバリーで、ひとりひとり好きなものを飲み食いしている。

缶詰を肴に立ち飲みをする女性。これまで見ることもなかった光景が、お洒落に見えてしまうから不思議なものだ。

女性には、潜在的に男性社会への憧れがある。さりとて、女性を捨て去ることはしない。この2つの隙間に、新しいライフスタイル誕生のチャンスがある。すなわち、ビジネスチャンスである。

男臭い世界に女性を誘い込むには、どうすればいいのか? また、その逆もあり。そこに、大きな可能性が存在する。

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佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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