ラブホテルが変わってきている。カラオケ・ゲームはもとより、ダーツやビリヤードなどが設置され、“SEXする場所”ではなくなりつつある。卑猥なイメージは無くなり、“遊びの空間”として、カジュアル化している。

男性がさりげなくホテル街に誘い、隠れるように入っていった時代は終わった。いまや、女性自らが楽しそうなホテルを探し、彼氏を誘うようになっている。

「女性のための全国ラブホテルガイド」という検索サイトまである。

このサイトによると、女性がラブホテルを選ぶ条件としては、第一に清潔感。そして、内・外装のデザイン。風呂が広く、アメニティグッズ、食事メニューが充実していること。

まるで、リゾートホテル・シティホテルに望む条件をそのままラブホテルにも求めている。そこにプラスして、ダーツやビリヤードなどの“遊ぶ道具”も欲しいと。

男性は“Hしたい”という欲求しか持ち合わせていないが、女性は“楽しみたい”と思っている。主導権が女性にあるいま、この要求に応えていかなければ、ラブホテルとして生き残ることは難しい。

そこで、さまざまなアイデアを出し、集客に苦心している。

「女子会プラン」なるものも存在する。女子だけで、まわりを気にすることなく、大騒ぎして盛り上がることができる。疲れたらベッドで寝ることもできるし、シャワーを浴びることも。自分たちのペースで、ゆっくり楽しめるのだと言う。

他にも、入浴剤やシャンプーを選べたり、可愛い部屋着やバスローブを用意するなど、細かなサービスに気を遣っているところもある。これらはすべて“女性好み”。

世の中のほとんどのことは、女性に選択権・決定権があると言っても過言ではない。女性に気に入ってもらえなければ、ビジネスは成り立たないとも言える。

家族・カップルの旅行先を決めるのも女性。夫・彼氏の服を選ぶのも女性。休日の過ごし方、レストラン、住む家……。

ビジネスのターゲットは、女性なのである。

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佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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