私は、たまに食べ放題のお店を利用する。平日のランチタイム限定だが。それは、もっとも料金が安い時間帯だからである。

ディナータイムや土日祝日は非常に高いし、私は夜出歩くのが嫌い&人の多いところが嫌い、という理由もあって、平日の昼にしか行かないのである。安い分、若干食材のレベルは落ちるが、私は充分に満足している。

お気に入りの店は、焼肉をメインに、寿司や総菜、デザートが食べられる、規模の小さなチェーン店である。

私は、食べ放題に限らず、どんな店に行ってもやってしまうことがある。職業病だと思うが、まわりの客を観察してしまうのである。どんな人が来ていて、どんなものを食べているかを、つい見てしまう。すると、非常に興味深いことがわかる。

焼肉メインの店なので、まずは肉を皿に盛って来るのだが、必ず一緒に野菜が盛られている。玉ねぎ、ピーマン、人参、かぼちゃ、とうもろこし…。「それ、本当に食べたいのか?」と、私は思ってしまう。

好きなものを好きなだけ食べられる店で、野菜を焼くという行為が、私には理解できない。もちろん、野菜好きの人もいるだろうが、ほとんどの人が、健康を気遣って食べているのではないかと、見受けられる。

小さい頃から、母親に「野菜も食べなさい」と言われ続け、それが染みついているだけではないのか。親や学校の先生の教えを守ろうとしているのでは。

非常に興味深い行動パターンだと思う。

屋外でのバーベキューパーティでも野菜が登場するが、「野菜を食べなきゃ」+「肉を少なくする」ための工夫でしかない、と思っている。

誤解のないように言っておくが、野菜がいらないというのは、“焼肉“の場面に限った話である。

焼肉以外の和洋食食べ放題などでは、野菜を積極的に食べる人は多い。特に女性は野菜が好きである。最近では、有機農法の野菜に人気があり、野菜料理がメインの食べ放題の店に行列ができている。

もうひとつ気になるのが、味噌汁やスープもつけて、定食のようにしている人。一汁三菜ではないが、バランスを大切にしているようだ。

汁物を飲んでしまうと、すぐに腹が一杯になる。私は経験上、味噌汁・スープ・ラーメン・うどんなどの汁物には一切手をつけないようにしている。その分、肉を食べるために。

基本的には、好きなものを好きなだけ食べれば良いのだが、一番はやはり肉なので、他のものは極力少なくしている。

最近では、寿司より白ご飯の方が、肉をたくさん食べられることがわかったので、寿司も食べない。総菜もほぼ食べなくなった。つまり、焼肉&ご飯に全力集中するようになったのである。なかなかの“通”だと自負しているのだが、違うだろうか?

そう、あなたの思っていることは正しい。どんな食べ方をしようが、個人の自由・勝手である。

だが、私は思う。高い金を払って、野菜や汁物を食べなくたっていいだろ、と。たまの外食なのだから、肉を目一杯食べれば良いのではないか、と。特に汁物は、店の策略にまんまとハマっていることを知るが良い。

食べ放題で元を取ることなどできないが、できるだけそれに近づきたいと思うのが、貧乏な人間の性である。そのためには、汁物を切り捨てよ。野菜を食べたいのなら、和食の食べ放題に行け。

焼肉を食う時は、肉に集中しろ。それを許されるのが、食べ放題である。実に楽しく、幸せではないか。

この記事を書いたユーザー

佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

得意ジャンル
  • 社会問題
  • ライフハック
  • 広告
  • グルメ
  • 料理
  • 暮らし
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス