みなさんは「死ぬまでにやっておきたいこと」のリストはありますか?筆者は、絶対にホエールウォッチングがしたいという夢があります。雄大な海で泳ぐくじらを一目でいいからこの目で見てみたい…。でもその貴重な瞬間は奇跡に近く、わざわざ「ホエールウォッチング」目当てで旅行をしても見ることができない時の方が多いと言われます。

くじらを見るために特定の海まで行かねばならず、そこまでの旅費や観光費用も半端ないでしょう。そしていざ、ホエールウォッチングに出発!という日でも自然との我慢比べなために、なかなかその姿を現してくれない…何時間も船の上で待っているという観光客にとって、一瞬でもその姿を目にすることができるのなら高いお金を払った価値もあるというもの。

しかしこのほど、とんでもなく不運な観光客たちの姿が捉えられました。アマチュアの野生動物写真家でもあり、くじらの生態に詳しいイギリス人のジョン・グッドリッジさんにより撮影された奇跡の一枚が話題に。

豪シドニーはホエールウォッチングの場として有名。年間を通して多くの観光客が訪れます。この日も観光客たちがボートに乗ってくじら目当てで沖にでたところ、ザトウクジラが思わぬ方角から顔を出したのです。

しかし…反対方向を向いていた観光客

Pinned from metro.co.uk

わずか数メートル左横でザトウクジラがしぶきをあげているのにも関わらず、観光客たちはみな右側を向いています。というのも、約8分前にボートの右側に姿を見せたくじら。また潜って同じ場所に上がってくると期待していた観光客を見事に裏切り、反対側へ出てしまったのです。しかもこんなに至近距離で!

奇跡の瞬間を見逃した不運な観光客…

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こんなに間近で見られるのはほぼ奇跡でしょう。それなのにみなさん、反対方向を向いてくじらの姿を見るのを待っているたのです…なんて気の毒な。でも後ろのボートに乗っていたジョンさん(52歳)は、この奇跡的瞬間を見事にカメラに収めることに成功。

「左、左を見よ!」

出典 https://www.facebook.com

ジョンさんのこの写真がイギリスの各メディアに掲載。知らぬところですっかり有名になっているこの観光客たち。彼らにとって奇跡のシャッターチャンスは見逃してしまいましたが、写真家のジョンさんにとってはまたとないレアな写真が撮れたというわけです。彼は「今年のベストショットはこれだね」と自身のFacebookでもコメント。

気の毒といえば気の毒なんですが、ちょっと笑ってしまうような光景ですね。

ちなみに、ホエールウォッチングをしたい人はどれだけいるのかというとイギリスではなんと88%にものぼりました。筆者はスコットランドの北部で何年も前にホエールウォッチングを試みたことがありますが、運悪くくじらに出会うことはできませんでした。

大自然の中でスケール大のくじらを見ることができるというのは感動間違いないでしょう。今回見逃してしまった観光客たちもまたいつか、くじらが見られるといいですね。このニュースを知ったユーザーの中には「きっと彼らはポケモンを探してたんだよ」というタイムリーな声もありました。

地球上で一番大きい生物をドローンが撮影

Licensed by gettyimages ®

今年2月に、ドローンで初の撮影を試みたことでも話題になりましたが、広大な海を悠々と泳ぐシロナガスクジラの姿も「美しい」という言葉以外には表現できないほど。母くじらが子くじらを授乳しているという非常にレアなシーンがニュージーランド沖で撮影されました。映像はYouTubeでもご覧いただけます。

どんなくじらの姿も自然の神秘。奇跡の瞬間に立ち会いたいと思いホエールウォッチングを目的に旅行するという観光客は後を絶ちません。それならば尚更、私たちが貴重なくじらを守って行かなければならないのではないでしょうか。

美しいくじらの姿を間近に見たことがある人は、その光景を一生忘れることはないでしょう。筆者もいつの日かホエールウォッチングを成功させたいと思います。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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