一般の農家は、「TPP」に反対する。法人化したり、独自の販売ルートを開拓している農家は、「TPP」など恐れはしない。この違いは何か?

まずは、『商品力』。

どこにも負けないという自信を持っている農家は、海外から入って来る野菜など、敵ではない。逆に輸出することで、もっと販路を開拓できると期待している。

自信のない農家は、安い海外産に押されて、売れなくなるのではないかと不安を持つ。すなわち、商品力の低さを認めてしまっているのである。

次に、『営業力』。

強い農家は、スーパー・レストランなどと直接契約して、安定した収益を確保している。海外へのルートも開拓しようとしている。

弱い農家は、「農協」任せ。農協に持っていけば、お金がもらえる。農協に言われるまま、農薬を使って、規格通りの野菜を育て、収穫したら持っていく。

そこには、努力もなければ、創造性のカケラもない。どこにも負けない美味しい野菜など、作れるはずもない。「ぜひ、売って欲しい」と、訪ねて来る者もいない。

農家は農協を頼り過ぎている。

自分で売ったことのない人間が、消費者が本当に求めている野菜を知ることはできない。自分で売り込む努力をしないビジネスが、どこにあるのか。“甘えている”としか言えない。

農家のためにも、「農協」という存在はない方が良い。農協がなければ、自分で努力するしか方法はなくなる。それが、強い農家を作る。

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佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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