猫って可愛いですよね。ネットでもぬこ様やぬこなどの愛称で呼ばれ、可愛いと度々話題になり記事にもなるそれが猫です。

なんと、この猫可愛いだけでなくネズミを駆除して病気を予防してくれるのです。

シカゴでネズミ対策に猫を導入

ネズミが社会問題となっているのが、アメリカのシカゴです。

シカゴのビール醸造所エンピリカル・ブリューイングに勤務するネビン・マカウンさん。毎晩電源を落として帰宅の準備をし、倉庫の天井を見上げると、招かれざる客と目が合ったという。「体長30センチもあるネズミがこっちを見て、『まだ帰らないのか? お腹が減ってるんだよ』とでも言いたげな顔でにらんでいた」と身震いする。
ネズミに悩まされていたのは同醸造所にとどまらない。害獣駆除大手のオーキンは、2年連続でシカゴを全米一の「ネズミ都市」と位置付けた。ネズミ関連の苦情は今年に入り、前年より67%増えている。

出典 http://www.cnn.co.jp

繁殖力の強いネズミは餌があるとあっという間に繁殖し、あっちこっちネズミだらけという恐ろしい状態になってしまいます。

毒やネズミ捕りなどでは追いつかないくらいの勢いで増えていたそうです。そこでいま注目されているのが猫を使った対策です。

プロジェクト責任者のポール・ニッカーソンさんは、初期に同制度を利用した1人。自宅の近所で工場が取り壊されたことから庭に何百匹ものネズミが出没するようになり、ツリーハウスに相談して猫たちに来てもらうことにした。おかげで今では庭でネズミを見かけることはなくなったという。

出典 http://www.cnn.co.jp

猫を導入したらネズミを見かけることが無くなったという報告はあっちこっちであげられています。猫自体がネズミを狩るという部分もありますが、それだけでなく…。

猫はネズミを捕るだけでなく、あちこちに体をこすりつけてマーキングすることから、その臭いだけでネズミはいなくなる。

出典 http://www.cnn.co.jp

匂いでネズミは逃げ出すのです。日本でもアライグマ対策に、狼の尿を散布するという物がありますが、それと一緒で猫の匂いが付いているとネズミは逃げていくのです。

ネズミはどんな悪さをするのか?

1、衛生上の害 鼠咬症(そこうしょう)による発疹や頭痛、関節痛し尿による食中毒、赤痢、チフス、ワイル病寄生したダニによる発疹熱寄生したノミによるペスト、発疹熱寄生したツツガムシによるツツガムシ病悪臭・騒音などによる不快感、不眠
ねずみによって汚染されたものに対する不潔感

2、経済上の害 家財…衣類、家具食物…穀類、野菜類、魚介類、肉類農作物…苗や収穫前の作物に被害造林…木の根や樹皮をかじり苗木や樹木に被害
その他…配管や配線をかじり、ガス漏れや漏電による火災、停電
堤防に穴を開け洪水の原因となる

3、その他 ヘビやイタチ等の捕食動物の侵入

出典 http://gekitai.kwn.ne.jp

多くの病気に感染しており、様々な病気の原因になるだけでなく、尿による被害なども起こります。更には服や家具などを齧り、人間の食料にも手を出してしまいます。更には家をかじってしまい倒壊してしまったり、電気の線やガス管、水道管なども壊してしまいます。

猫は元々肉食獣

可愛らしい姿で人気のある猫ですが、家で飼われているのは殆どがイエネコと呼ばれる猫です。これはリビアヤマネコ(アフリカヤマネコ)が源流とされています。

上の写真を見て頂ければわかりますが、猫の可愛らしさと同じネコ科のトラやライオンのような凛々しさを兼ね備えていますね。

野良猫であれば、家で飼われている猫と違いしっかりと狩りをします。その様子は下の動画を御覧ください。

出典 YouTube

動画では失敗していますが風下から獲物である雀に身を隠しながら近づいているのがわかるのではないでしょうか?

この様子を見て頂ければ猫の効果というのはわかるのではないでしょうか?

猫を駆除するとネズミが増える

小笠原諸島の食物連鎖がいろいろ大変なことになっているようだ。2005年、人間の手によって持ち込まれ、島に放棄された猫が増殖し、希少種であるアカガシラカラスバトが激減し、絶滅寸前の危機にあることが判明。猫の捕獲作戦により、アカガシラカラスバトの生息が一気に回復したのも束の間。また新たなる問題が勃発した。
            
 天敵である猫がいなくなったことで、ネズミが増殖。その生息地を広げ始めた。今度はネズミが、やはり希少種であるシマホザキランを食い荒らしはじめたのである。

出典 http://karapaia.livedoor.biz

小笠原諸島で絶滅危惧種を救うために猫を駆除したらネズミが増えて別の絶滅危惧種がやばくなってしまったという馬鹿げた話です。

しかしながら、これに近い事がヨーロッパでも起こっています。猫がキリスト教で悪魔と言われていた時期があり、その時に猫を駆除したらネズミが増えてペストが流行ってしまったのです。この様に猫を減らすとネズミが増えてしまうのです。

もちろん猫は他の動物も食べますので、メリットばかりではありませんが、猫を飼うという事は放置することではありません。ちゃんと餌を与えたり、管理下に置いておく事で害獣の駆除にも役に立つのです。しっかりと可愛がり飼う覚悟が必要です。

犬が好きなんだけど、犬では駄目…?

ペットとして猫と人気を二分する犬の方がどうせ飼うなら良いという方もいると思いますが、犬の場合、中々ネズミを狩ってはくれないのが現状のようで、犬を飼っているけどネズミがでるという報告も多いようです。

更に、犬の餌をネズミが食べても犬が気がつかないなんてマヌケな話も出ています。しかも、犬はネズミから病気をもらってしまうのです。

レプトスピラ症はあまり馴染みのない名前の病気かもしれませんが、実は人も感染することがある人獣共通感染症です。
病原体はレプトスピラ属の細菌で、その種類は実に250以上あります。その中で病原性を持つ「病原性レプトスピラ」に感染することによって発症します。
レプトスピラ症は人にも犬にも命に関わる症状を引き起こすこともあるので注意しなければならない病気です。

出典 http://pet-seikatsu.jp

大切な飼い犬がネズミのせいでレプトスピラに感染して亡くなるという悲劇には合いたくないですよね。しかも、これ人間にも感染するのです。ネズミを退治するのに犬というのはちょっとむずかしいようです。

シカゴだけじゃない日本でもネズミが増えている

渋谷の街を歩いていたらでかいネズミを見かけたという声がネットでもちらちらと出ています。

かなりでかいネズミですよね…。しかも…。

人間が蹴飛ばしてしまうほど近くまで寄ってきてしまうほど人間に慣れてしまっているのです。このネズミが病原菌を持っていたらと思うと非常に怖い話ですよね。

しかもこれ、渋谷だけの話ではないのです…。

この様に梅田にもいます。そして、名古屋にも…。

「ネズミ 繁華街の名前」で検索すると目撃情報が流れているのです。

殺鼠剤が効かないスーパーラットも登場

7月18日に月刊SPAのネット記事で報じられたニュースによると殺鼠剤が効かないスーパーラットと呼ばれるネズミが出現しているそうです。

恐らくシカゴで殺鼠剤で駆除できなかった原因はこのスーパーラットではないかと思われます。

殺虫剤が効かない“スーパーゴキブリ”が増殖中だが、害獣の筆頭格、ネズミにも殺鼠剤が効かない“スーパーラット”が出現している。
「かつて都会のネズミといえばドブネズミでしたが、高層ビルの普及により、木登りなど垂直移動が得意なクマネズミが大多数を占めるようになりました。そして近年、そのクマネズミの中に、ワルファリンという殺鼠成分が効かない個体が登場しているのです」(殺虫剤大手のアース製薬・研究開発本部の林秀樹氏)

出典 http://nikkan-spa.jp

殺鼠剤が効かないとなると置いておいても無駄なわけですが、猫であれば、このスーパーラットであっても効果はあるようです。

ネズミに困ったら猫を飼おう

殺鼠剤が効かないし、それなりに賢いからネズミ用の罠にも引っかからないとネズミに頭を悩ませている方は是非猫を飼ってみてはいかがでしょうか?

もちろん、猫でアレルギーが発生する事もありますし、猫は動物ですのでネズミ退治だけというわけにはいかず、命に責任を持たなければいけないので、中々気軽に変えるものではありません。

電気コードなどを千切って感電したり、火事になる事もありますので注意が必要です。でも、可愛いですし、家に勝手にネズミが住み着くよりはいいのではないでしょうか?

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