クルージングで行く!秘境「青の洞窟」

世界的にも日本国内にも「青の洞窟」と名の付くスポットが多数存在しています。イタリアや沖縄が有名ですが、北海道にも何カ所かあるのをご存知でしょうか?その一つがニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある【青の洞窟】です。 こちらまで行く方法はいくつかありますが、今回はパワーボートに乗って見学できる楽しいツアーをご紹介します。一緒に大自然の息吹を感じてみましょう!

快適なパワーボートで向かう秘境「青の洞窟コース」は青の洞窟・窓岩・赤岩・オタモイ海岸などをめぐり、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の風景を目の前で感じる事ができるツアーです。

幻想的で美しいブルーの世界が広がる「青の洞窟」に皆さんをお連れします。洞窟内に入り込んでくる太陽光が海面に反射し、洞窟内が青く輝く感動的な景色を楽しむことができます。

出典 http://hokuo-marine.com

「地球ランド」のREAL★ジャングルクルーズ航海へ出発!

出典(有)北欧産業 リーフレットより

小樽港を出航し、祝津海岸⇒赤岩⇒オタモイ⇒窓岩⇒青の洞窟⇒帰港、というコースで運航するこのツアー。観光は勿論ですが、まるでテーマパークのアトラクションに乗ったかのようなスリリング感も味わえます。当然、大自然の風景は本物ですから、造り物とは違った感動が随所に感じられるのです。

いざ!神秘の世界、青の洞窟へ!!

出典筆者撮影

出典(有)北欧産業 乗船券

乗船券には名前、年齢、連絡先などを一名分ずつ記入。出航の5分前に船長さんから説明があります。航海は90分。「お手洗いを必ず済ませておいてください」とスタッフの方が何度かお声がけしてくれます。

こちらのパワーボートに乗船!

出典筆者撮影

このボートは乗り心地が良く、とっても快適!気になる船酔いですが、基本「タテ揺れ」なので、そこまで心配する事はないということ(スタッフ談話)。でも、せっかくの楽しいツアー途中で具合が悪くなってしまったら悲しいですから、自信の無い方は事前に酔い止めを飲んでおくといいかもしれないですね。

外人の船長さんの軽快なトークも楽しい!

出典筆者撮影

外人の船長さんは左の前ポジションが定位置です。満員の乗客たちも乗組員の一員として、いざ小樽の海に出航!!まず手始めに、パワーボートの楽しさを伝えようと船長さんがスピードを出したり、蛇行したりを繰り返し、操縦アトラクションサービス【※筆者が勝手に命名】がスタート!

ボートに何か動きがある度に、乗客から「おおー!」「きゃー」といった大歓声があがります!乗客が盛り上がっている雰囲気をお伝えしようと動画も撮影しましたが、映像がグルグル動き、見てる方が酔ってしまいそうなので、ご想像でお楽しみください♪

小樽水族館や高台のホテル、灯台を眺めながら進む船

出典筆者撮影

アトラクション的な楽しさをたっぷり味わった後、快適な速度でグングン進むパワーボート。いつも見慣れた風景でも海から見ると、また違った視点で見られて楽しいものです。

あの有名な「鰊番屋」もハッキリ見えますね!

出典筆者撮影

真ん中にあるのが鰊番屋です。過去の住民たちは、あの豪華なお屋敷から、この海を眺めていたのでしょうね。そう思うと、なんだか感慨深いものもあります。

出典筆者撮影

パワーボートの心地良い海風を受けながら、広い海を眺めていると、それだけで心が癒され、穏やかなキモチになってきます。やがて見えてきたのは、この地域独特の赤い地表。高台に凜とそびえ立っているのは「ノイシュロスホテル」。この景観とマッチして、まるでお城のように見えてきませんか?

次に見えてきたのはトド岩

出典筆者撮影

ガイド兼船長さんは要所要所でボートを停め、周辺説明をしてくれます。独特のイントネーションと、ちょっぴりダジャレまじりの軽妙なトーク。これを聞いてるだけでも楽しいです。

やがて滝が見えてきました!

出典筆者撮影

ちょっと遠いですが、滝がわかりますか?こちらの滝は、陸上からだと車を置いて、かなり歩かなければ近づけない場所にあるんだそう。そんなレアなスポットに、手軽にボートから見れちゃうなんて、ラッキーですよね!船長さんによると、ここの「ミネラルウォーター」はとっても美味しいのだとか?!

お天気イマイチですが気分爽快です!

出典 YouTube

パワーボートは時速40キロくらいで走行しているのですが、実際に乗っていると、もっと速度がでているように感じます!心地良い風が感じられるスピード感。動画はほんのり曇天で、風の音がうるさいですが・・・この時の気分は最高です(笑)

やがて、このツアー中盤のみどころ「窓岩」に到着!

出典筆者撮影

窓のように見える「窓岩」に着きました!ガイドさんの説明を聞きながら、乗組員たちは感動のあまり、シャッターを押しまくっての記念撮影タイム。澄んだ海の色も本当に綺麗なんですよね~。穏やかな波の音が画面のそちらにまで聞こえてきませんか。

注目!岩の隙間から見える景色。何に見えますか?

出典筆者撮影

窓岩の隙間から奥に見える風景は、まるで「人の横顔」のように見えると言われているんだそうですが…わかりましたか?写真のように夏場は緑が生い茂っている為、頭に見えている部分の毛がふさふさで(若く)見えるけど、葉が落ちて少なくなると(毛がなくて)老けているように見えるんだとか。違う季節に行ってみて、その「横顔」を見比べてみるのも、また楽しいかもしれませんね。

「シーカヤック」ツアーの人たちの姿も!

出典筆者撮影

青の洞窟のすぐそばにやってきました!入り口付近にはシーカヤックのツアーの方達が見えていますね。

船長さんのガイドトーク

出典筆者撮影

いよいよ目的地「青の洞窟」が目の前までやってきました。外人船長さん渾身のガイドも、よりいっそう熱が入ります!とっても、いい笑顔でしょ?

白く見えているのは何だか、わかりますか?

出典筆者撮影

この周辺の岩肌に「白くなっている部分」をチラホラ見かけました(ガイドさんが指差している箇所)。これが一体なんだか、わかりますか?

ちょっとズームにしてみました!!

出典筆者撮影

鳥が数羽いるのが見えますでしょうか?これ、実は海鳥の繁殖地なんだそうです!青の洞窟周辺には様々な種類の海鳥が住んでいるそうで、ツアー参加中にもたくさん見かける事ができ、ここにも大自然を感じられます。

ここは天然の水族館であると同時に大自然の美術館!

出典筆者撮影

紺碧に澄んだ海をちょっと覘きこめばクラゲや魚たちが泳ぎ、岩場を見上げれば海鳥が飛び交う・・・。海の青さと大地の息吹を感じる雄大な光景に、うっとりしてしまいます。そしていよいよボートは目的地「青の洞窟」の中へ進んでいきます!!

現実離れした神秘的な空間に圧倒。

出典筆者撮影

洞窟の中は、独特の雰囲気を醸し出しています。まず岩場が視界に入ってきますが、その壁を例えるなら、まるで価値のある美術館の作品のよう・・・。どことなく厳かな空気感の中、感じられる存在感のようなものがハンパないのです。

暗くてあまり綺麗に撮れていないのですが写真・動画をいくつか紹介します。なんとなくこの「雰囲気のようなもの」を感じてもらえればと思います。

出典筆者撮影

地球の宝として世界の中でもベストランク「青の洞窟」

出典 YouTube

良かったら動画もどうぞ。ガイドさんのトークもちょっぴり入っています。

帰りのコースで見かけた岩。何かに似てませんか?

出典筆者撮影

青の洞窟を堪能した帰りのコース、ボートは「熊岩」に寄り道。木彫りの熊に見えると言われている岩なんだそうです。確かに木彫りっぽい雰囲気が出てますよね。

最後に見たのは消えた楽園・・・オタモイ遊園地(跡地)

出典筆者撮影

昔、この断崖の上にかなりスケールの大きい「オタモイ遊園地」があったそうですが、ご存じですか?北海道フリークの皆さんなら、名前くらいは聞いた事があるかもしれません。遠くて、ちょっと解りにくいのでズームしてみますね。

出典筆者撮影

青く印をつけた部分にシンボルとなっていた「龍宮閣」が建っていたんだそう。帰りの船の中で、当時の写真などの資料をガイドさんから見せてもらいました。この断崖絶壁の上に佇む豪華な建造物は「とにかく凄い!!」の一言でした。戦後、火事で焼失してからも再建の話が何度かでたそうですが、莫大な資金が必要となり、実現には至らなかったようです。

こんなすごいところに存在していた豪華テーマパーク「オタモイ遊園地」。その歴史を想像すると、様々な思いが脳裏をよぎります。
興味がある方は下記の記事内で詳しく紹介されていますので、どうぞ。

北海道民で、『小樽』という地名を知らない人はいません。
しかし一方で、『オタモイ』という地名を知る人は非常に限られています。
…と、言いましょうか、小樽市内の地名についてはさほど詳しく知られていない、
というのが実際の処でしょうか。
日本国民で、『札幌』という地名を知らない人は殆どいないのに対して、

感動のツアーもこれにて終演。

出典筆者撮影

アトラクション、雄大な自然、北海道の歴史・・・様々な体験が1度に味わえるこのツアー。多くの皆さんに実際「生の目で」見て、自身の五感で感じていただきたい!と思える素晴らしい体験でした。

最後に「青の洞窟」に行ける他のツアーをいくつかご紹介します。それぞれ違った特徴がありますので、ご自身にあったものをチョイスしてみてはいかがでしょうか?

【1】パワーボートで行くツアー(当記事レポートの内容)

■運営会社/(有)北欧産業 TEL(0134)32-3911
■運航期間/4月~10月まで毎日※荒天により中止の場合、コースに変更
■出航時間/1日4便(9時・12時・15時・17時)
■所要時間 /約90分 ■定員/14名

【2】ボート/ラフティング・どちらかを選べるツアー

動力の付いたボートでラフティングボートを牽引するツアー。どちらかに乗るかで目線の高さが変わるので、景色も体感も濡れ具合も変わります。ボートヤードからそのままボートに乗り込めるワクワク感、贅沢感とともに、この塩谷でしか体験できない、オンリーワンの船旅を!

出典 http://saltvalley408.jp

ちょっぴりスリリングな体験をしたい方は引っ張られる側のラフティングボートに乗るのがオススメかも!HPに記載の持ち物補足に「特にラフティングボートに乗船される方は全身濡れることを想定して着替えをご持参ください」とありました。その状況は想像できますね!

■運営会社/(有)船商 敷地内ボートヤード TEL(0134)26-0104
■運航期間/4月中旬~9月下旬の毎日 ※悪天候の場合は中止
■出航時間/1日7便(朝8時30分から夕方18時30分まで期間中毎日運行)
■所要時間 /約60分
■定員/クルージングボート:4名 ラフティングボート: 8名

【3】船底がガラスのグラスボートで行くツアー

【4】カヤックに乗って自分で漕ぐツアー

アウトドアがお好きな方、体力に自信のある方は、ご自分で漕いで行く事もできます。

■運営会社/BLUE HOLIC   TEL(0134)26-1802
■運航期間/5月中旬~9月下旬
■出航時間/1日2便(9時~12時・13時~16時)
■所要時間 /約3時間
■定員/1名から予約可

いかがでしたか?「青の洞窟」の素晴らしさをどんなに写真や動画、文字で説明しようとしても、デジタルではお伝えしきれないコンテンツだなぁ・・・という風に感じました。興味をお持ちの皆さんは、ご自分にふさわしいツアーを探して、ぜひ実際に参加してみてくださいね。

出典筆者撮影

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