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近年、被害が増加傾向にある”やけど虫”(ハネカクシ)を皆さんご存知ですか?夏になると悩まされる虫さされ。夏は「蚊」のイメージがあると思いますが、実はこんな恐い虫の被害が続出しているのです…

やけど虫とは?

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メディアでも放送されSNSでも話題になっている「やけど虫」の正体は『アオバアリガタハネカクシ』

「やけど虫」というのは俗称。正式名称は、「アオバアリガタハネカクシ」といいます。

【生息地】
北海道から沖縄までほぼ日本全国。
特に田んぼ・畑・川辺などの水気があるところや、草むらにも生息しています。

【生息時期】
3月から11月にかけて出現し、特に6月から8月の気温が高く蒸し暑い時期に多く見られます。

【見た目】
体長は7mm前後でとても小さい虫です。
黒色の部分とオレンジ色の部分がある体を持っていて、羽は青色。

やけど虫の体液には「ペデリン」という物質が含まれています。
ペデリンには毒性があり、この体液に触れてしまうことで、線状皮膚炎が引き起こされてしまうのです。

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写真では大きくみえますが体長は6~7mmの小さな虫。やけど虫が人の体に付着した時や、払い落とそうとした時に、ペデリンを含んだ体液が付着し数時間後、この毒が付着した部位が発赤、水ぶくれができます。

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うわぁ!痛そうな水ぶくれ!この写真はやけど虫の毒が肌に付着しできてしまった水ぶくれ。皮膚に付着して約2時間ほどでかゆみを感じはじめ、写真のように赤く腫れあがりやけどのように水泡を生じます。

線状に赤く腫れて水ぶくれとなる症状がやけどに見えるために、「やけど虫」と呼ばれるようになりました。他にもどのような症状がでるのでしょうか。

やけど虫の体液に触れてしまった時の症状

やけど虫の体液に触れてしまうと、次のような症状があらわれます。

◆やけど虫の体液の付着後数時間から2日程度で、水膨れのような線状の紅斑が出てくる
◆かゆみはあまりなく、ピリピリとした痛みを感じる
◆5日程経つと、乾燥してただれたかさぶたのようになる
◆大体2週間ほどでおさまるが、皮膚に色素沈着が見られる
(治癒後の色素沈着が目立たなくなるには多少の時間がかかります)

また、重症化してしまうと、リンパ管炎・悪寒・頭痛・めまい・発熱を伴い、完治まで1ヶ月かかってしまうことも。

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やけど虫の体液が目に入ってしまった場合

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直接目に体液が入らなくても、手に体液がついてしまった状態で目を掻いたりこすったりすると、目にも大変つらい症状が出てしまいます。

◆激しい痛み
◆結膜炎
◆角膜炎

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知れば知る程、恐くなるやけど虫。これからの季節、山や川に遊びに行く機会も多いと思います。やけど虫はとても小さく洋服に付着しても気がつかないことも、皮膚に違和感を感じて気がついても触れてはいけません。虫が肌についているだけの状態では問題がありませんが、慌てて払い落したり、潰した時に出てくる毒に問題があるのです。直接、手で触らないようにティッシュ等で包んで下さい。

また、家の中に侵入させないことも重要。春~夏にかけては、網戸やサッシなどによって侵入を防ぎます。ただ、あまりにも小さいため網戸の編目をくぐり抜けて侵入してくる場合もあります。

そんな時の為に防虫忌避効果のあるエアゾール、または網戸用の虫除け・殺虫スプレーを使うことをオススメします。

では、次にもし、やけど虫の体液が皮膚に付着したらどうしたらいいのか?その対処法をご説明します。

やけど虫は触らないことが鉄則。知ってはいても足で踏んだ、叩いてしまった...反射的につい…ってことありますよね。そんな時は、一刻も早く水で洗い流して下さい。

体液のついてる部位を他の部位につけないように気をつけて下さい、やけど虫の毒は拡散型。体液がついてる部位が他の部位に付着するとそこも同じ症状が現れてしまいます。

水で洗い流しても腫れ上がってしまった場合や、体液が付いてしまったことに気付かなかった場合には、ステロイド軟こうを塗ることが効果的です。

市販薬にもステロイドが含まれている軟膏はあるので、軽いものならそちらを使ってもいいかもしれません。ですが、やけど虫による線状皮膚炎は症状が長引くこともあります。悪化や長期化を防ぐためにも、なるべく皮膚科を受診して、症状に合った薬を処方してもらった方がいいでしょう。

また、患部をかきむしったり刺激を与えたりすると、治りが遅くなる・悪化するなどの原因になるので、なるべく患部には触れないようにしましょう。特に小さい子どもは患部を触ってしまいがちなので、注意してあげてくださいね。

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触るだけで恐ろしいやけど虫。小さい虫ですがその被害はとんでもないことになります。屋外で遊ぶ機会も多くなる季節ですので、発見してもとにかく触らないことが鉄則。虫よけやステロイドの軟こうを準備しておくと安心ですね。

特に小さいお子さんがいるご家庭では外遊びの際、お子さん達にやけど虫には絶対触らないように注意を促して下さい。

また、やけど虫の死骸にも有毒性があると報告されています。死んでるから大丈夫と思わずくれぐれも注意は怠らないこと。

やけど虫の被害はSNSを通し続々と報告されています。楽しい夏のはずが…とならないようくれぐれも気をつけて楽しい夏をお過ごし下さい。

Thanks for reading to the end.

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