■新聞に掲載された「ある広告」が物議をかもしています

新聞に掲載されている広告。当然広告主は、どういった形であれ素通りされないように、見た目やキャッチコピーを練りに練って出稿している事と思います。筆者も新聞に掲載されるような広告のコピーを何度も担当してきましたが、本当に何百もの案から一つを選ぶ大変な作業でした。

それだけ「目につく広告」を送り出す事は大変なのですが、今ある新聞広告の内容が「悪「あまりにもヒドいのでないか?」と話題になっています。

それは、ある結婚相談所の広告

Licensed by gettyimages ®

「婚活」という言葉が当たり前に使われるようになった昨今。新聞に限らず、様々な「結婚相談所」の広告が目につく様になりました。そんな結婚相談所の広告の一つに使われた「キャッチコピー」の内容が物議をかもしています。

その広告を目にし、率直に「不愉快」と意思表明したのは、ご自身もライターをされている「武田砂鉄」さん。その上で、同広告の写真を自身のTwitterに投稿されました。

■そのツイートがこちら

そこに書かれたのは

男の価値は、妻でわかる。

というキャッチコピー。

それに続くのは

”一緒にいて居心地の良い女性”と結婚した男性。

堅実な家庭を築き、言葉や所作に安定感が増し、
周りの見る目は違ってきます。
日本の心を受け継ぐ結婚を提案する○○○は
男性の価値を高めるフィールドです。

という文章。(※社名はあえて伏せました。)


武田さんはこのキャッチコピーと、それに付随する内容に対して「全ての言葉が不愉快」と嫌悪感を露わにされました。

■この広告内容に多くの声が集まる

みんなバカにしてる

明らかに炎上狙い?

まあ炎上商法ってありますからね。

妻はアクセサリーじゃない

そもそも男性も女性も自分自身の価値で勝負すべきですもんね。夫婦の価値はまた別。

誰も得しない

ほぼほぼ全方位を敵に回す内容。

昔の価値そのままなんだろう…

現在の価値観とはズレているのかも。

一概には言えないものの、まだまだそういうご家庭も多いんでしょう。

広告としてどうなの?

まあそれは受けて次第な部分もありますから。

男尊女卑?男卑女尊?

男性の価値は女性によってしか決められないとなれば、それは男を卑下している意味にも取れますね。

あるクズ男を思い出す...

それはヒドい…

■しかし、こんな声も

一理ある。

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確かに、プロ野球選手と女子アナとか。そんな例は普通にありますね。

ターゲット目線で考えれば…

貴方の価値を上げてくれる「良い女性」がいるよ!!…と伝えているわけですね。まあ、99%の方が嫌悪感を持っても、ターゲットと成る1%にガツンとハマれば良い広告ですからね…。

広告を作る立場にいる人間としてはコメントが難しいところです。

そもそも、キャッチコピーで、言葉一つですべての人を動かすなんてことは不可能です。そんなことが出来る人がいたのなら、その人はきっと良くも悪くも大きなカリスマ性をもった宗教家か、独裁者か。それともなにかあやしいことをやっているのか、そんな人でしょう。全ての人を動かせないのが大前提ならば、キャッチコピーで動かせるのは一部の人のみであると割り切る必要がありますね

そのキャッチコピーであなたは誰を呼び込みますか。男性でしょうか女性でしょうか、年齢は10代でしょうか、20代でしょうか。いずれにせよ、キャッチコピーを作るのならばターゲットを欲張らずに、絞らなければなりません。どこの誰に見せたいキャッチコピーなのかを考えましょう。

出典 https://crowdworks.jp

これはキャッチコピーを付ける際によく言われる内容。

今回の広告で言えば、それなり以上の社会的な地位がありながら、結婚相手への条件を高望みしていそうな独身の男性がメインターゲットであると考えられ、そのターゲット以外からどんなに嫌悪感を得ようとも問題ないとの判断なのでしょう。

薬にも毒にもならない広告を打つぐらいなら、多少過激な内容の方がマシなのは分かりますが、その匙加減は非常に難しいもの。

問題はそのターゲットにちゃんと届いているかなのですが、そればっかりは外部からは分かりません。いやはや、広告は本当に難しいですね。

※ちなみに、こんな平和な反応も

麦?ビール??

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こんな方々も一定数いらっしゃるみたいです。殺伐とした反応が多い中でちょっと和みました。まあ、自分に無害な広告なんて気にせず、このくらい軽い気持ちで生きていきたいですね。

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なるべく波風立てないように生きる事が信条の30代(♂)です。軽い気持ちで読める記事を心がけたいと思います。

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