消防士になる夢

米国アラバマ州ホームウッド在住のコナー・ウィルソン君(6歳)は、消防士になるのが夢でした。その夢を叶えようと、2016年7月11日(月)地元のセンターポイント消防署がコナー君を名誉消防士に任命したのです。

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センターポイント消防署の名誉消防士に任命されたコナー君

余命宣告

コナー君はわずか生後18カ月で非常に稀な脳室上衣腫という病気を発病しました。

その後手術を受け、30回に及ぶ放射線治療後、2年間3か月ごとのMRI検査を受けたのです。ですが、3年後に脳の同じ場所に腫瘍が再び発見され、辛い手術と放射線治療を繰り返したのです。それで治ったかのように思われたのですが。。

2015年6月に受けた検査で、脳に複数の腫瘍が発見されてしまいました。今回は手術は不可能でした。それで化学治療や新薬まで試したのですがどれも効果が現れず、脊髄が侵されたため、運動機能も衰えてしまい車いす生活を余儀なくされました。

更に視界が二重に見えてしまうため、片目に眼帯をしなくてはならず、体に痛み、吐き気、常に眠気に襲われている状態になってしまいました。

そして残念なことに、先週、余命2週間~2か月という厳しい宣告が担当医から家族に伝えられてしまったのです。

消防署に招待

小さな体で何度も辛い治療に耐えたのに、僅かな時間しか残されていない彼に、‘消防士になりたい‘という夢をなんとか叶えてやりたいと家族が地元消防署に連絡したのです。

すると、快くコナー君を消防署に招待してくれたのです。その時、消防署の駐車場で隊員たちと一緒に実際の消火用ホースを使い、放水体験をさせてもらいました。更にはしご車の操作も体験できました。

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はしご車の操作を体験したコナー君

名誉消防士に任命

その後行われた、消防署の会議でコナー君を‘名誉消防士‘に任命することに決まったのです。消防士としてのバッチももらいました。

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消防士のバッチが授与されました。

これほどまでに歓迎を

コナー君の祖母は、「消防署に招待されて、何か少しだけ体験させてもらえることは期待していたのですが、これほどまでに歓迎され、いろんな体験をさせてもらえた上に名誉消防士にまで任命してもらったことは、大変驚きでした。」と消防隊員たちの対応に、感謝と感激の思いでいっぱいだと語っています。

出典 YouTube

夢の消防士体験

楽しみはまだまだ続く

消防士体験を終えたコナー君は次は、Chuck E. Cheese's というアメリカの子供たちが大好きなテーマパークに連れて行ってもらえるそうです。更にバーミングガム動物園で、サンタクロースと面会する予定が入っているそうです。

出典 https://www.facebook.com

消防署長と一緒に

参考資料

最後に

アメリカは、障害があったり難病を抱えている子供たちに対して、このようにとても寛容なのです。なんとか願いを叶えてあげようと動いてくれます。

コナー君の体調が落ち着いて、予定されている楽しみがすべて叶えられることを心から願います。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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