業績悪化の任天堂が、その救世主となり得る、スマホ向け無料ゲームアプリを開発した。その名も「ポケモンGO」。

現実世界とポケモン世界を繋げ、我々が住む街の中にポケモンが出現し、それを捕獲するのである。プレーヤーが街を歩きまわり、その風景をスマホのカメラで写すと、そこにポケモンが現れる。

日本より先行して、アメリカとオーストラリアで発売されたのだが、すでに大ヒットとなり、街中がプレーヤーで溢れている状態である。

想像に難くないことだが、当然さまざまな問題が起きている。

その場に立ち止まってプレーするのなら、まだマシなのだが、“歩きスマホ”が増えているのである。

人やモノにぶつかることは頻繁。ゲームに熱中するあまり、立ち入り禁止の場所に入ってしまうことも。プレーヤーを狙う強盗事件や負傷者も出ている。

スマホゲームなので、こうしたことは容易に予想できる。なのに、なぜ任天堂はこんなゲームを作ってしまったのか。

なんとか業績を回復したい、との思いからだろうが、面白ければ何をしても良いのか。人への迷惑行為を助長させても良いのか。

いずれ傷害事件・殺人事件に発展することは、わかりきっている。

それでも、金儲けを優先させるのか。事業を存続させるために、このゲームがどれほど社会に悪影響を与えるかに目をつぶっている。

社会貢献も重要な役割であるはずの大企業が、社会の迷惑行為を生み出しても良いのだろうか。

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佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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