天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。

出典 http://www3.nhk.or.jp

82歳と高齢になってしまった現在の天皇陛下である明仁様が生前退位したいと発表したのです。

理由は公務が十分に果たせない事

天皇陛下は、「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」と考え、今後、年を重ねていくなかで、大きく公務を減らしたり代役を立てたりして天皇の位にとどまることは望まれていないということです。

出典 http://www3.nhk.or.jp

天皇陛下が自分で思っている天皇像と年齢を重ねる事でどうしてもズレが招じてしまったのでしょうか…。いつまでもお元気に公務を果たしていただけるのが一番ですが、年齢的に体力面や精神面で無理が出てきたとご本人が思うのであれば、早めに次の世代に受け継ぐという決断も必要なのかもしれませんね。

生前退位の規定がない

しかし、ここで重要な事があります…。実は生前退位という制度は現在の日本には存在しないのです。

現在の日本国憲法・皇室典範下においても、皇位継承は天皇の崩御を前提としており、その他に退位について書かれた規定は無い。国事行為の遂行が困難となった場合は

出典 https://ja.wikipedia.org

まずは法改正からはじめなければいけないので、取り急ぎ法律を作る必要がありますね。

なぜ、生前退位がないのか?

こちらは諸説ありますが、一般的に言われているのは、天皇陛下が退位して、上皇となった場合、過去に南北朝時代などを引き起こしたように、院政などが起こる可能性があり、明治時代に大日本国憲法が制定された際に、無くしてしまったという説です。

現在では天皇陛下に権力は無くあくまでも象徴ですから、上皇という制度を復活させるか、別の形にするかという問題はありますが、どちらの制度にしても、特に問題は起こらないのでは無いかと思います。

次の天皇は誰?

日本国憲法第2条
皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

皇室典範第1条
皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。

第2条
皇位は、左の順序により、皇族に、これを伝える。
一 皇長子
二 皇長孫
三 その他の皇長子の子孫
四 皇次子及びその子孫
五 その他の皇子孫
六 皇兄弟及びその子孫
七 皇伯叔父及びその子孫

出典 https://ja.wikipedia.org

このようになっており、現在の優先順位で行くと皇太子徳仁親王になります。

この方です。テレビでは皇太子殿下と呼ばれている事が多いと思いますが、皇太子徳仁親王というのが正式な名前になります。現在の天皇陛下の長男ですので上の順位で言うと「一 皇長子」にあたります

その次が、次の「二 皇長孫」「三 その他の皇長子の子孫」に関しては、皇太子殿下には子供が愛子様しかいませんので、該当しません。何故かと言うと男系でなければ引き継げないので、女性では駄目なのです。男女差別とも言われていますので、今後変わるかもしれませんが、現時点では「四 皇次子及びその子孫」に当たる秋篠宮文仁親王が第二継承権で、その次が悠仁親王となります。

少々前の写真になりますが、左の男性が秋篠宮文仁親王で抱きかかえられている子供が悠仁親王になります。

まずは、国会で議論を…。

生前退位問題としては、今後国会で議論を進め早急に法律の制定が行われると思われます。皇室典範の改正に伴い、今問題になっている女性天皇を認めるべきなどの議論も行われる可能性がありますが、何事も慎重に議論して頂きたいものです。

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いつか笑って過ごせる日までと申します。 起業家でフリーライターです。政治からゴシップネタまで幅広く手掛けています。 残念ながら今はまだ貧乏人です…。

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