先日テレビドラマで『時をかける少女』が始まりました。青春してて、ちょっとせつなくて…年甲斐もなく子供と一緒に観いってしまいました。

で、ふと気がつけば私がこの作品に出会った年齢より、子供の年齢のほうが上になっていました。

そんな”時かけ”の歴史を、時をかけて調べてみました。

【NHK タイムトラベラー】

伝説になっているNHKの番組、少年ドラマシリーズ。私が最初に”時かけ”と出会ったのがこの番組です。1972年の1/1から6回に渡って放送されていました。この放送を観てから小説を読んだのですが、原作に忠実に作られていたと思います。(何せ昔なので正直内容はあまり覚えていません💦)ただ、このドラマの持つ不思議な感覚と怖さはハッキリ覚えています。そう、今の”時かけ”が持っている切なさではなく、怖さがこの「タイムトラベラー」は強かったです。小説では続編の「続・時をかける少女」が出版されていますが、唯一続編を制作しているのが少年ドラマシリーズです。(「続タイムトラベラー」として同じ年の11月に放送。こちらはもっと怖かった!)

【小説 時をかける少女】

確かこのカバーだったと思います。私の”時かけ”は…。ドラマのイメージ通りのカバーです。それまで「中学三年コース」等で連載されていたものを、1967年に鶴書房盛光のジュニアSFシリーズから刊行されました。確かに主人公の芳山和子と未来人ケン・ソゴルとの間に淡い恋心は芽生えますが、ドラマ同様私の印象に強く残っているのは”タイムリープ”と”ラベンダーの香り”です。もちろん小説なのでラベンダーの香りが実際するわけではありませんが、あれからラベンダーの香りを嗅ぐ度にちょっとした怖さを感じてしまいます。

【映画 時をかける少女】

”時かけ”をメジャーにした大林宣彦監督、主演・原田知世で1983年公開の映画。話の内容は小説に添っていますが、”タイムトラベラー”を知っている人にはイメージがかなり変わったと思います。ですが大林監督独特の不思議な世界観に癒されて、哀しいけど安心して観ていられました。当時はアイドル映画としての印象が強かったのですが、撮影技術とか旅情的な映像・シナリオ等、後に大きな影響を与えました。

【テレビドラマ 時をかける少女】

1994年に主演・内田有紀で放送されました。妹役で安室奈美恵も出演していました。全体的にホラーめいた影がある”時かけ”でしたが、チーフディレクターが「呪怨」等の監督、落合正幸だったんですね!どの作品にもない、落合ワールドの”時かけ”になっています。

【アニメ 時をかける少女】

これまでの”時かけ”とは違う2006年公開の押井守監督による「時をかける少女」 主人公の名前が変わっていますが、それもその筈、原作から20年後の世界を描いています。原作の主人公・芳山和子の姪の紺野真琴が今回の主人公。叔母・芳山和子も真琴の相談相手として出てきます。ネットなどでどんどん人気が高まり、上映も1年間のロングランとなりました。今の世代の”時かけ”は、もう真琴の世代なんですね…和子の世代の”時かけ”ファンは抵抗あるかもしれませんが、全くの別のお話しとして観たら本当に面白いです。

そして…続いてゆく”時をかける少女

このほかにも、南野陽子・安倍なつみ・仲里依紗等が主演でドラマ化されています。名作と呼ばれる作品は数多くありますが、「時をかける少女」のタイトルのように本当に時をかけて成長してゆく作品は、そうそうありません。この夏、新たに始まった”時かけ”を楽しみにしつつ、歴代の”時かけ”を読み直したり観なおしたりするのも良いですね。

この記事を書いたユーザー

魅蛇化 このユーザーの他の記事を見る

毎日心に触れたことを、発信していきたいです

得意ジャンル
  • インテリア
  • 動物
  • 国内旅行
  • おでかけ
  • グルメ
  • 料理
  • テレビ
  • 美容、健康
  • ファッション
  • おもしろ
  • ニュース
  • 音楽
  • 話題
  • インターネット
  • 育児
  • 暮らし
  • カルチャー
  • エンタメ
  • 感動
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス