カップル同士のジェラシーがとんだ悲劇を生む結果になってしまいました。イギリスのヨークで、交際相手の浮気を知った女性が恋人をカッターナイフで切りつけるという事件がありました。

18針を縫う大怪我をさせたジョイレーン・カニングハム容疑者

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カニングハム容疑者(30歳)が、交際相手の男性ショーン・ハーマンにカッターナイフで口から耳を切り裂くという事件を起こした原因は、実はハーマンのとんでもないジェラシーにありました。

ハーマンは、恋人のカニングハムが浮気をしているのではないかと疑っており、その疑いは勝手な確信へと変わりました。そしてカニングハムに当てつけるように、別の女性を抱きしめ、キスをしたところをカニングハムに目撃されたのです。

ハーマンが浮気をしていると思ったカニングハムは復讐のために、常にバッグに入れていた護身用のカッターナイフでハーマンの顔に切りつけました。最初、駆け付けた警察には「殴った時に自分の指輪があたった」と話していたそうですが、指輪を調べたところ、まったくの嘘と判明。実はバッグの中に忍ばせていたナイフが凶器だと発覚したのです。

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カッターナイフを使って顔を切り裂かれたハーマンは、大怪我を負いながらもなんとカニングハム容疑者を擁護。カニングハムは過去に前科もなく、ハーマンの方が過去に暴力を振るったことがあると認めたのです。

「ムカついて、カッとなってやってしまった」とカニングハムは取り調べで話したそうですが、ハーマンの怪我は元々恋人の浮気を疑って、復讐をしようとしたことから起こったこと。身から出た錆なのでしょうが、やはりカニングハムの罪は軽くはなく2年半の実刑判決を受けました。

ハーマンは「彼女が自分たちのベッドで他の男と浮気をしているのだと思った。だから復讐をしてやろうと思った」と話しているそうで、勝手に誤解をして浮気を疑って恋人から一生残る傷をつけられたとあっては、今後鏡を見る度に自分の愚かさを呪うことになるのでしょう。

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ある程度は反省はしているというカニングハム容疑者だそうですが、怪我をさせられたハーマンの方が「俺が悪かったんだ。酷いことをしたのは自分だ。俺は最低だ」と話しているとか。

自分の勘違いで復讐し、その復讐が更なる復讐を呼び、結果的には悲劇となってしまった今回の事件。命が奪われなかっただけでも良しとすべきでしょうが、一生残る傷をつけるほど怒りの裏にはハーマンへの愛があったのかも知れません。なにしろ「可愛さ余って憎さ100倍」というほどですから。

今回は勘違いで互いの復讐が呼んだ悲劇となるのでしょうが、愛が憎悪に変わり、その果てに相手の命を奪いかねない事件へとなってしまうようでは洒落にもなりません。ハーマンの復讐も、男としてなんとも器の小さいもの。そんな男は忘れて、カニングハムには十分に反省してもらい、今度はカッとなる必要がない恋愛をして頂きたいものですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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