電解水素水について、本当に水素が含まれていることを確認した記者は、くだんの水素水が農業に生かされているということを聞いて、現場に出向いて取材しました。

出典記者撮影

やってきたのは、高知県南国市内の西島園芸団地という観光農園でもあり、農場でもある施設です。
観光バスも乗り入れてここで採れた新鮮な野菜を使った食事をとることができるほか、お土産も売っていて、野菜や果物を購入することもできます。

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無料の飲料水はもちろん電解水素水のウォーターサーバー。

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朝からの取材ですっかりおなかがすいた記者は、ちょっと変わった色のカレーを食べてみました。
その名もフルーツトマトカレー
さわやかな酸味が香る、それほど辛くないカレーは、「カレーに酸味ってこんなに合うものなのか?」とびっくりするほどおいしい味。
フルーツは、スイカにマンゴーにメロン。

案内してくれたトリムエレクトリックマシナリー品質管理部 吉川賀朗次長は、「実はフルーツの食べ方って順番があるんですよ。糖度の低いほうから食べるといいんですよ。スイカ、メロン、マンゴーの順番です。(笑)」と食べた後に教えてくれたのでした。
そういうことは早くいってほしいなぁ。貧乏性なのでメロンを最後に残しちゃったよ。と恨み言をいいながら、楽しく食事を済ませました。

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ハウスの中を見せてもらいましたが、もう旬は過ぎておりほとんど収穫が終わった後なのが残念でしたが、それでも大きなメロンがところどころ並んでいました。

このメロンには電解水素水で育てているとのことです。

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土の中にパイプを引いて電解水素水を流し、上からは葉面に散布します。

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通常よりも葉も大きく、メロンもでかいのです。
ふつうは大きくなるといわゆる大味になるのですが、なんと大きくなっても糖度が上がっているという驚愕の事実が判明して、大騒ぎしたそうです。

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続いて訪ねたのは、株式会社南国スタイルというJA南国市が出資した農業生産法人。
ここには農業用の整水器が置いてありました。

気温は高くなかったのですが、降雨で湿度が高くべたついたので、ちょっとお願いして顔を洗わせていただきました。
記者の家にも整水器があるのですが、水素水で顔を洗って油脂分を落とした後に、酸性水でもう一度洗うと、さっぱりツルツルになるのです。これは記者が編み出した?裏技です。
その手順を話すと、同席した水素水と農業の専門家一同は、「理に適ってますね」と、一発で理解してくれたのがうれしかったです。

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中村専務の案内で、ホウレンソウを栽培しているハウスを取材しました。
ここもすでに旬は過ぎており、ほとんど収穫は終わっていましたが、パイプを上に敷設して電解水素水を散布する様子を見せてくれました。

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こちらには、大きめの農業用整水器が置いてありました。
中村専務に話を聞きました。

--農業に水素水という発想はどのような経緯で始めたのですか?

「その前に、このあたりの農業についてお話いたしますと、農業人口の減少に伴って、耕作を放棄する田畑が多くありました。かといって農業に関心のある若者がいないわけではありません。ただ、収入が県平均の所得よりもかなり低いので生計が成り立たないという理由で担い手がいないのが現状です。そこで、我々はJAという本来は農家の手助けをしてきた組合から農業をする会社を設立して、放棄された耕作地を借り入れてそこで従業員を雇用して農業をすることにしたのです」

「個人で新たに農業をするということになると、土地や農機具が必要になり収入も安定しないためかなりのリスクになります。しかし、法人の社員として賃金を払いながら農業をすれば、ノウハウも身に付きますし少なくとも生活に困ることはありません。私たちの願いは、次世代の農業の担い手を育成することにより、そういった方々がなるべくリスクを背負わずに独立して農業ができる環境を提供したいということになります」

「その一環として、プレミアムな野菜を作ることも一つの方法であることはよく理解していますが、これにもリスクが伴うのです。そこで、私たちは本来のJAの役割でもあるより良い農業の実証を会社として行うことにしました。その取り組みの一つが電解水素水を農業に使うことだったのです」

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電解水素水を使って採れたホウレンソウ

--では、その水素水を使うことで当初はどんな結果だと予想されましたか?

「そんな、予想も何も、水だけ変えて何が変わるのかな?と思っただけで、何も予想しませんでしたよ(笑)高知大学などの研究成果もありましたが、何も思いませんでした」

「しかし、水だけですから逆に言うとやめるのは簡単ですのでとにかく使ってみました。そしたら、明らかに作物の出来が違うので驚いて、現在ではホウレンソウ、小松菜、ベビーリーフなどに使っています」

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中村さんは収穫が終わった畑からまだ残っているホウレンソウをいくつか摘んで、記者に「東京に戻って食べてみてください」と持たせてくれました。

確かに、農業に限らず現在のデフレ社会において何よりも重要なのは消費することです。しかし、生産者である農家の所得が低ければ若い人が車や趣味に使うお金はおろか、農機具すら買えません。その農業が儲かるという産業に育てることができるのであれば、その農産物は全国はもとより、海外にも安全でおいしい日本の野菜や果物が輸出でき、農家の職は増加します。
農家の所得が増加すれば、一般の会社員よりも豊かになる可能性だってあるわけです。その豊かになった農家が様々な消費活動をすることにより、その消費財を作る企業がもうかり、企業の社員の所得も増加します。あとは連続した途切れない循環で好景気が生まれるのです。
今の疲弊しきった社会の中でその循環の最初のペダルをこぐのは、本来は政府の役目かもしれませんが、南国スタイルはいち早くペダルをこぎだそうとしているのかもしれません。

こうして、取材を終えた記者は、元来た道を特急しまんと6号に乗って坂出まで戻りました。

坂出まで戻って、また寝台特急サンライズ瀬戸で東京に帰りました。

出典記者撮影

ちなみに、いただいたホウレンソウは、東京に戻って室温で48時間経過したのですが、そのまま食べてみました。

まずは、高知県の名産であるカツオの出汁が出るビン。これに市販のしょうゆを入れれば1年間はカツオの出汁しょうゆができるという面白い物を持っていましたので、高知のかつおだし醤油を高知産のホウレンソウにかけて食べました。
シャキシャキとは言いません。48時間経過したのにバリバリと本当に音を立てて、しかしまったく青臭くない新鮮すぎる美味しいホウレンソウ。
ゆでても炒めてもなく、まさにそのままの状態で大きなホウレンソウをいただきました。

出典記者撮影

まだ残っていたので、今度は野菜としてではなくフルーツと思い込んで食べることにしました。なにせ青臭くないので、ハーブっぽくてこれはいけると思ったのです。
登場したのは、クリームチーズ。バターやマーガリンのケースのようなものに入ったクリームチーズをフォークでいくつかの塊をホウレンソウに乗せて、そのまま食べてみました。
フルーツとまではいいませんが、みずみずしいホウレンソウとクリームチーズの濃厚な味わいがマッチして、やはり正解でした。

出典記者撮影

写真は電解水素水で栽培したサイズデカすぎのメロン。比較物がなかったので、持っていたフリスクの缶を置いてみた。

こうして、高知での取材は終了しました。
電解水素水で作った農産物はまだ流通経路にはさほど乗っていませんが、日本トリムではユーザーに通信販売を行うなど、流通経路の開拓にも協力しているということでした。

たかが水、されど水。
農業にいたっては、日本の経済を変えるきっかけになるかもしれない農業の光を見たような気がしました。

取材記者 古川智規(フリーランスライター)

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