ムシっとした暑さに、辟易してしまう日本の夏。かといって、ガンガンにクーラーの効いた部屋で過ごすというのも、不健康ですよね。

こんな時は、先人の知恵に倣って、五感を使って“目から涼を楽しむ”食事にしてみませんか?

普段の料理も、盛り付けや食器使いひとつで、涼を感じる夏らしい装いになるんです。

■透け感のあるカゴで、“涼”を演出

これは、ある日の食事例。お弁当風に盛りつけたこのカゴは、なんと元々はお菓子が入ってたもの。

竹籠や透け感のある素材を食卓に取り入れてみると、浴衣美人でも出てきそうな涼やかさ。きっと出迎えられた旦那様は、途端にご機嫌になるでしょう(笑)

竹細工の折敷に、ガラス食器を合わせると、見るだけで涼やかな風と風鈴の音が聞こえてきそうですよね。

■「藍の色」をうまく使おう

日本の“藍色”を使った染付や印判の器も涼しげに見えます。定番の焼きナスや冷しゃぶも、食器の色の揃え方で随分涼しく見えますよね。

涼しさの演出は、昔の日本でも努力されていました。染付の蕎麦猪口やお皿も、その流れを組んでるように思えます。

■「あしらい」が清涼感を呼ぶ

そして、もう1つのポイント。

単色なお料理のお皿には、緑を添えてみて。和食の世界ではこれを「あしらい」と呼びます。あしらいを1つ添えるだけで、一気に清涼感が出るんです。

香りがお料理に合うものであれば、青紫蘇の葉や、山椒の葉。色添え用に飾りとしてだけなら、庭の南天の葉や青紅葉、笹葉なども良いですね。

食品と一緒にお皿に添えても安全な葉のものを、植木鉢で育てると使い勝手も良く便利ですが、笹葉などは、あしらい用として真空パックされたものも市販されていますよ。

■土ものの器は、あらかじめ冷やしておけば「保冷剤」代わりに

土鍋などで良く使われる“土ものの器”は、保温性に優れています。

これを利用して、盛る前に器を冷蔵庫で冷やしておくと、料理を最後までヒンヤリと保ってくれます。

水を打った土ものも、しっとりと涼しげに感じるもの。いつもの冷やし中華をちょっとランクアップしてくれるように感じますよ。

■ガラスの器は、清涼感たっぷり!

洋食ならガラスの器もピッタリ。カトラリーもシルバーのものを選べば、さらに清涼感が増します。


季節にかかわらず、冷たいお料理は冷たく、温かいお料理は温かく、ちょっとだけ気を使うことで、普段の食事も丁寧な印象になります。

夏バテして食欲の落ちがちなこれからの時期。ちょっとだけ非日常な気遣いを添えて、いつもの料理をよりおいしく味わってみませんか?

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