飲酒運転による悲惨な事故、いや、事件は後を絶たない。「危険運転致死傷罪」という厳罰化をしても、バカには通用しない。

いまだ飲酒運転に甘い世の中であることも、一因だと言える。車で来ていることを知りながら、酒を飲ませるお店がある。「代行運転業者と提携している」と言いながら、それはカタチだけで、見て見ぬフリをする。そうしなければ、客が減って店が潰れると考えている。人の命より、我が身の可愛さ。

警察も黙認している、と言わざるを得ない。田舎に行けばわかるが、明らかに車でしか行くことのできない場所に、呑み屋が限りなく存在する。そのすべてが、送迎したり、代行運転を利用しているとは、到底思えない。

だが、警察は取り締まりを強化しない。やる気がないのか、店を潰すのは可哀想だと思っているのか。人の命とどちらが大切なのか。

このような、運転者に酒を提供するお店や自販機をすべて無くしてしまうことも、ひとつの解決方法である。もちろん、本人が一番悪いのであり、責任もある。だが、酒を与える側にも大きな責任が伴う。そこを徹底すべき。

提供が発覚したなら、営業許可は即、取り消さなければならない。飲む場所、誰も見られずに買うことのできる自販機が無くなれば、諦めて自宅で飲む人間が増えるはず。それですべてが解決できるわけではないが、大幅な改善は見込めるのではないか。

また、世の中の甘さも改める必要がある。特に公務員の処罰の甘さ。大きな事件があると、一時的に厳しくはなるが、すぐに元通り。「飲酒運転は懲戒免職」と公表しながら、戒告や減給で終わっているケースが増えている。

子どもに模範を示す立場である教師が飲酒運転しても、免職になっていなかったりする。こんな教師に教えられた子どもが、まともに育つはずはない。

法の番人である警察官の飲酒運転も数多くある。法を破っているのに、免職にはならない。

おかしい。甘い。世の中を舐めている。どうなっているのか?

まずは規範を示すべき人間の襟を正し、世間全体が厳しい姿勢で取り組まなければならない問題である。

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佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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