出典 http://ameblo.jp

日銀によるマイナス金利導入により住宅ローンの金利も下がり始めており、現在、住宅ローンの借換えなどがブームになっているようです。実際、住宅ローンにとって金利とはトータルの支払額を考えると一番きになるところ。住宅ローンの新規借り入れや借換えなどの審査結果によっては思っていた金利とは違ったりするかも知れません。

国土交通省は毎年住宅ローンの調査を行っている

国内銀行だけでなく、信用金庫や農業協同組合、生命保険会社などの金融機関約1,400機関を調査対象として行っております。各金融機関の回答率の平均は97.9%と高いため、住宅ローンを借りる上で調査対象を理解しておくことはとても重要なことだと思います。

この調査は、民間住宅ローンの供給状況の実態等について把握し、住宅政策の
立案のための基礎資料を作成することを目的として、民間金融機関のご協力のもと、
平成15年度から実施しています。 
 今般、平成27年度調査の結果をとりまとめましたので、報告いたします。

出典 http://www.mlit.go.jp

この調査の中のひとつとして各金融機関での住宅ローンを審査する上で必要とされる審査項目の調査がありました。その中の上位項目7つは融資を行う際必須であると考えられるため、それぞれの項目についてまとめてみました。

完済時年齢【99.3%】

審査項目として一番採用されているのが完済時年齢です。約79%と回答の大半を占めていたのが完済時年齢が80歳未満となっている。つまり、住宅ローンを35年で考えた場合、45歳が借り入れする年齢のMAXと考えられます。

健康状態【98.4%】

団体信用生命保険は、住宅ローンを借りた人が亡くなってしまったり、高度障害になった場合に、金融機関が残った住宅ローンを支払ってくれるというものです。一般の生命保険と違い、保険金の受取人は住宅ローンの債権者ではなく、金融機関になっています。

出典 http://hoken-kyokasho.com

次いで多いのが健康状態。団信(団体信用生命保険)の加入が必要な金融機関が約89%と団信加入は必須のようです。
一般的に団信必須の金融機関はローン金利内に含まれているのがほとんどで、三大疾病付など、保障を広くすると金利0.3%ほど上乗せになります。
もちろん団信は生命保険のひとつですので、健康状態の確認は必要。会社の健康診断が必要な場合なども考え、普段から暴飲・暴食は避けましょう。
団信が任意な金融機関(フラット35など)もあります。若い方などは団信支払いより、一般の生命保険に加入するほうが安くなったりしますので確認してみてください。

担保評価【97.8%】

住宅ローンを利用する際には、金融機関が対象となる土地と建物に抵当権を設定することになります。 これは住宅ローンの返済が滞ってしまったときに、金融機関が抵当権を実行して土地と建物を処分し、資金を回収するためです。

出典 http://xn--hekm0a443zu0mira498d.skr.jp

購入の場合、担保評価に対する100%融資が最も多く、次に多いのが80%融資。注意しなければいけないのが借換えの場合です。年月が経つにつれ担保評価は下がっていきます。住宅ローンの残額より借換えでの融資のほうが少ない「担保割れ」もありますので、借り入れ前の頭金の準備や、借換え時の担保評価、担保評価の融資割合は重要となります。

借入時年齢【97.5%】

完済時年齢に合わせ借入時年齢も気になるところ。60歳以上65歳未満が約24%と最も高く、定年までがひとつの区切りとなっている模様。ただし、完済時年齢と合わせると年齢が高くなるにつれ借り入れ期間が短くなることは避けられません。

勤続年数【96.4%】

昔から3年以上の勤続年数が必要と言われておりましたが、1年以上が約52%、3年以上が約30%と回答しており、勤続年数が短くても借り入れできる金融機関が多いということがわかります。特にネット系銀行では勤続年数を設けていないところも多いので、短いからあきらめている方は調べてみる価値ありです。

年収【95.6%】

年収の項目で一番多いのが150万以上で約53%。200万以上で借りられる可能性は高いですが、住宅ローンに対する返済割合との兼ね合いで決めている場合がほとんどですので、もちろんですが年収が少ないほど借りられる金額は少なくなります。

連帯保証【92.6%】

最後に7番目に高かったのが連帯保証。その中で重要視するのが系列保証会社の保証が必要の約68%となっています。つまり家族間での連帯保証人がいようがいまいが、必ず保証会社の保証が必要となってくるということとなります。もちろん金利とは別に保証会社に支払う保証料が必要になります。金額は審査結果によって変わったりもしますので、金利は安いが保証料などの手数料などが高いなどにならないように気をつけましょう。

複数の金融機関で見積もりを取るようにしましょう

今回は国土交通省の住宅ローン調査の金融機関が考慮する上位7つに審査項目についてまとめてみました。実際、各金融機関だけではなく、支店間でも審査結果が変わったりもしますので、複数間の金融機関で審査を行うことが重要です。住宅ローンの借り入れや借換えは気力と体力がとても必要です。夢のマイホームを掴み取るために、あきらめずあなたにあった金融機関を探し求めましょう。

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olimiardosonho このユーザーの他の記事を見る

FP、学習塾の講師を経て現在に至ります。趣味はアウトドア、サッカー、コーヒードリップ。週1でフットサルをしていますが、携帯ゲームにはまり、インドア傾向になりつつある今日この頃です。

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