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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
「妊娠かも?」と思って産婦人科に行く初めての診察、その後どのような検査をするのでしょうか?
今回は、初診から妊娠初期・中期・後期までの、産婦人科で行う検査や診察内容について、医師に詳しい話を聞いてきました。

妊娠で初めて病院に行くと、どんな検査をしますか? 必要なものは?

「妊娠したかも?」と思って病院に行くと、まず、問診で以下の項目について確認があります。
・現在の健康状態
・今までの妊娠歴を含めた既往歴の確認
・生理周期や生理の状態
・今回の妊娠に関する情報(性交の日付、前回の生理に関する情報など)

その後、以下のような検査が行われることが多いでしょう。
・身長/体重測定
・内診
・経膣のエコー検査(超音波検査)
・血圧測定
・採血および検尿
初診の週数によっては、エコー検査で胎嚢などが確認できる場合もあります。

【持参するもの】
・健康保険証
・お金
・あれば、基礎体温の記録

妊娠初期(15週まで)の検査は、どんなことを診るのですか?

初診の時から数えて、およそ数週間後に受診すると
・血圧や体重測定
・体調の確認
・再度の経膣のエコー検査
などが行われ、その際に妊娠の確定と予定日が告げられることが多いと思います。

妊娠初期の間は4週間に一度程度受診し、これらの検査が行われることが多いと思います。また、一度ですが初期のうちに、クラミジア感染症の検査が行われることが多いでしょう。

妊娠中期(16〜34週)の検査は、どんなことを診るのですか?

初期に引き続いて、血圧測定やエコー検査、尿検査、体重測定のほか、22週~24週頃には子宮頚管の長さの測定が行われ、十分な長さがあるか測定されます。また、以前は「妊娠中毒症」といわれていた、妊娠高血圧症候群の徴候がないかなども調べられます。

通院の間隔は、病院や妊娠の経過によって異なるものの、
・23週まで:4週間に一度
・24週〜35週まで:2週間に一度
の頻度での受診が一般的かと思います。

妊娠後期(35週以降)の検査は、どんなことを診るのですか?

妊娠後期では、お腹もだいぶ大きくなり、経膣ではなくお腹にエコーのプローブを当てて、エコー検査を行うことが増えてくるでしょう。
この時期にも、もちろん、体重測定や血圧測定、尿検査や内診による子宮口の状態の確認、赤ちゃんの心拍数のモニタリング(NST)などが行われます。

それに加えて、B群溶血性連鎖球菌(GBS)と呼ばれる細菌が、膣の入り口や肛門にいないか検査されます。
これは、赤ちゃんが産道を通って生まれてくるときにこの菌に感染してしまうのを防ぐためです。もし菌が検出された場合、出産前に抗生物質で治療することになります。

出産が近づいてくると、
・赤ちゃんがどこまで降りてきているか
・子宮口がどのくらい開いているか
なども調べるでしょう。

後期には週1回の頻度で健診が行われることが多いと思います。
また、後期であれば異常が疑われたとき比較的すぐに入院、検査が行われることが多いと思います。

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最後に医師からアドバイス

妊娠中に限らず、婦人科で内診を伴う診察を受けるときは、フレアー状のスカートなどを履いていくといいでしょう。
また、緊張せず、疑問に思ったことは何でも聞いてみましょう。
(監修:Doctors Me 医師)

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