マリンスポーツをしている人にとっては納豆は危険な食品になることも

一般的に健康にとても良いと言われている納豆。

納豆はもともと発酵食品のため、アレルギー症状を引き起こしにくい食品なのですが、サーファーやスキューバーダイビングなどのマリンスポーツを趣味にしている人たちにとっては、納豆は重大な症状を引き起こす危険な食品となることがあるのです。

納豆アレルギーの症状は

納豆アレルギーを発症すると、じんましんや呼吸困難などのアナフィラキシーという命に関わる症状を引き起こす可能性が高くなります。

納豆アレルギーの症状は、食後5~14時間くらい経ってから、かなり時間がかかってから発症するので、その原因が納豆にあるとはなかなか気が付かないことが多いのです。

どうしてそんなに時間が経ってからアレルギー症状が出るのかは、解明されていませんが、アレルギーの原因となる物質が体の中で分解されて吸収されやすくなるのに時間がかかってしまうのではないかと言われています。

海に長時間いる人たちに発症率が高い

サーファーなどマリンスポーツを趣味にしている人は、納豆アレルギーになりやすいことを、横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らが明らかにした。
 猪又准教授によると、2004年以降に同科で診療した納豆アレルギー患者18人のスポーツ歴などを調べたところ、12人がサーファー、2人がスキューバダイバー、1人が潜水作業員で、ふだん海にいる時間が長い人が83.3%を占めた。
 納豆アレルギーの患者は多くはないが、発症すると75%が、じんましんや呼吸困難など全身性の重い症状アナフィラキシーを起こす。

出典 https://yomidr.yomiuri.co.jp

納豆アレルギー、患者の8割がサーファーやダイバー

何故、マリンスポーツをしている人は、納豆アレルギーを発症するリスクが高いのか?

納豆のアレルギーは、納豆のネバネバ部分に含まれている‘ポリガンマグルタミン酸(以下PGA)‘という物質が引き起こすと言われています。

何故、マリンスポーツをしている人が納豆アレルギーになりやすいかといえば、海に長時間いる人たちは、クラゲに刺される可能性がとても高いからなのです。

クラゲにも、同じPGAが含まれているのです。何度もクラゲに刺されることで、PGAに対してアレルギーを発症しやすい体質になっていると考えられてます。

PGAは身の回りの多くのものに含まれている

PGA(ポリグルタミン酸とかγ-PGAなどと表記されている)は人間の体の中で自然に分解することができ、様々な物質を安定させる作用があるので、身の回りの多くのものに含まれています。食品の保存剤・増粘剤・旨味成分・化粧品用の保湿剤・医薬品・工業用品など多岐にわたるので、成分表示を確認しなければPGAが入っているかどうかを確認するのはほぼ不可能と言えます。

出典 http://hattori-hifu.com

PGAは納豆以外のものにも入っている

納豆アレルギーの症状

上記にも書きましたが、納豆アレルギーは食後半日くらい経ってから下記のような症状が出てきます。

・皮膚のかゆみ(アトピーのような症状も出てくることがある)
・じんましん
・胃痛
・下痢
・鼻炎のような症状
・くしゃみ、咳(激しくせき込むようなら、アナフィラキシーの疑いあり)
・呼吸困難(アナフィラキシー症状)
など様々ですが、激しい咳、呼吸困難などのアナフィラキシー症状が出ると命の危険があるので、救急車を呼ぶべきでしょう。

納豆アレルギーの対策方法は?

過去、アレルギー症状を起こしている食品は、二度と食べないことが一番です。更に納豆以外のPGAを避けることも大切です。ですが、PGAは多くの身の回り品に使用されているため、そのすべてに成分表示がされていないこともあり、避けることは困難を極めます。

納豆アレルギーを発症した場合は、専門の医師に相談して、対処方法を考えてもらいましょう。その上で処方されたアレルギーに対する薬を常に携帯するのも、1つの防御策であると言えます。

参考資料

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