車内放置は熱中症で命の危険に晒す

この時期、外がどんなに涼しくても、曇っていたとしても、車内の温度はアッという間に上昇します。そんなことも考えず、駐車場に止まった車の中には犬が!という光景をよく見かけます。

愛犬を可愛がるあまりに車に乗せて一緒に出掛けるのでしょうが、車内放置する飼い主は‘犬を熱中症で命の危険に晒している‘という自覚は一切ないのでしょう。

窓を少し開けているから大丈夫?いいえ、窓をいくら開けていても、車の窓は虫眼鏡状態で、太陽の熱を十分に吸収して車内温度を容赦なくどんどん上げていくのです。

車を駐車場に停めてわずかに窓を開けただけで、エンジンを切り、しばらく車内に座って体験してみるとそれがいったいどういう状態なのか、よく判ります。どんなに曇った涼しい日でも数分も耐えられないことでしょう。車内放置する人は、そんなひどい状態を愛犬に強いているのです。

ショッピングモールの駐車場で

上記ツイッターは、カリフォルニア州サクラメントの消防署がアップしたものです。この犬は、ショッピングモールの駐車場で車内放置されていました。発見者の通報によって消防隊が出動して、間一髪のところでひどく熱せられた車内から、犬を救助することができました。

この時の気温は、華氏91度(摂氏32.8度)と非常に高かったのです。そんな日に屋外駐車場で車の窓を少しだけ開けた状態で小型犬が車内放置され、救助された時の車内温度は、なんと華氏160度(摂氏71度)にまで達していたのです。まるで熱湯地獄です!そんな中で犬が生存することができていたのは、本当に奇跡でした。救助が後少し遅かったら、間違いなく犬は熱中症で苦しみながら死亡していたでしょう。

飼い主は、愛犬がそんな状態になっているなどと想像することもなく、空調が効いたショッピングモールの快適な室内で、呑気にお買い物を楽しんでいたのです。

車に戻ってきた飼い主を待っていたのは、警官でした。飼い主には、動物保護法に違反したとして罰金が課せられました。

救助された犬は、直ちにアニマルコントロールセンターに搬送され、手当てを受けたそうです。その後、犬がこの軽薄な飼い主の元に戻されたかどうかは不明です。

車内温度は想像以上に上昇する

アメリカのヒューマン・ソサエティの調査によると、気温が華氏80度(摂氏26.7度)の涼しい日でも車内の温度は数分で華氏99度(摂氏32.2度)にまで上昇、たとえ華氏70度台(摂氏21度)の低い気温でも、車内温度はわずか1時間で華氏116度(摂氏46.7度)にまで上昇するということです。

‘涼しいから‘、‘曇っているから‘、‘寒いから‘「大丈夫!」なんてことは一切ないのです。車内温度はあなたの想像以上にの速度で想像以上の温度にまで上昇してしまうのです。そして、夏だけが車内放置は危険というわけではけしてないのが、これでよくお判りでしょう。

アメリカは動物車内放置に対して実刑も

アメリカではミシガン州を始めとする16の州で、車内に動物を放置すると懲役もしくは罰金を課せられるという動物保護法)が制定されています。(あるいは検討中のところもあります)

ミシガン州の法律では、動物を車内放置して死亡させてしまった場合は、5年以下の懲役もしくは5千ドル(約51万円)の罰金を課せられます。

死亡させてなくても、車内放置しただけで、初犯の場合は半月の懲役もしくは350ドルの罰金、2回目以降の再犯に対しては3か月(約3万6千円)の懲役もしくは500ドル(5万1千円)の罰金が課せられます。

動物の車内放置は、動物に対する虐待なのです。

出典 YouTube

動物保護法で車内放置の飼い主に対して実刑や罰金も

日本は犬の車内放置がとても多い国

日本では、スーパーの駐車場とかで、犬を車内放置する光景は本当によく見かけます。広い駐車場の場合は、必ずといっていいくら、1~2台は犬を車内放置した車が停まっていると言っても過言ではありません。この国は、恥ずかしいことに本当に自覚のない飼い主さんが多い国なのです。

そういう時はどうしたらよいのでしょうか?犬の様子次第では、店内放送で飼い主さんに呼びかけてもらうよう心掛けたいです。息が荒かったり、ぐったりしていたら、危険のサインです。

店内放送で車の持ち主が見つからなかった場合は、近くの交番に通報したり保健所に通報したりするのも1つの手でしょうが、人によっては対応してもらえない場合が日本では十分に考えられます。犬の命をそれほどまだ世間が重要視していないということなのです。

日本も動物保護法をちゃんと制定してほしいですね。

他にもこんな犬のお話しが。。

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さくらまい (Mai Sakura) このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。
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