裏庭にいた野良ネコの子2匹を保護

アメリカ・カリフォルニア州サクラメントで子猫たちがひどい状態で発見されました。

発見したのは、サクラメントの動物虐待防止協会(SSPCA)に勤務するサラ・バラニーニさん。自宅の裏庭にいた野良ネコの兄弟2匹を保護したのです。

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保護された2匹の子猫たち

両目がヘルペスウイルスに感染

子猫たちは、生後約5週間で体重はそれぞれわずか1ポンド(約450グラム)しかありませんでした。1匹は両目をヘルペスウイルスに侵されていました。

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両目がヘルペスウイルスに感染した子猫

片目だけ救える可能性あり

獣医によると、片目は諦めないといけないけれども、もう一方の片目はなんとか救えるかもしれないとのことでした。

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片目は救える可能性があった

特別な血清

子猫の片目を救うためには、点眼薬と抗生物質のほかに、特別な血清が必要でした。

そこで、バラニーニさんの飼い犬シュナウザーのジェミー(雌)から血清を採血することになりました。

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採血中のジェミー

保護犬ジェミー

ジェミーは2011年に飼い主が飼育放棄でバラニーニさんが勤めるSSPCAに連れてこられた犬で、その後、バラニーニさんがジェミーを引き取りました。

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飼い主に飼育放棄されたジェミーをバラニーニさんが引き取った

子猫の面倒を甲斐甲斐しく看ているジェミー

ジェミーは、子猫を助けるために献血に協力しただけでなく、この2匹の子猫たちの面倒を甲斐甲斐しく看ています。子猫たちの体を綺麗にしてやったり、一緒に遊んでやったりして、ジェミーのおもちゃを子猫たちが使ってもぜんぜん気にしないそうです。

ジェミーは子猫たちの面倒を看ている時、とても幸せなんだそうです。

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2匹の子猫の面倒を看るジェイミー

血清のおかげで順調に回復

ジェミーの血液から取り出された血清のおかげで、子猫の片目は順調に回復しています。

この方法は、SSPCAにて6~7年前から行われている治療法です。ヘルペスウイルスに感染した子猫たちをこの治療法で何匹も助けてきました。血清は、いつもSSPCAのスタッフが飼っている保護犬たちから採血されています。今回は、ジェミーが協力してくれたわけです。

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ヘルペスウイルスに感染した子猫に点眼剤と犬の血液から採取した血清で治療した子猫の治療前(左)と治療後(右)の写真 この子猫は、今回保護された子猫ではありません。過去に治療した子猫です。

元気になったら

保護した2匹の子猫は、順調に成長しています。医療治療が必要なくなって元気になれば、この子たちの里親探しが始められます。

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ジェミーと採取した血清で治療中の子猫

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テレビのニュースにもなりました。

子猫たちは強運の持ち主だったのかも

今回、ジェミーへの献血は、子猫への直接的な輸血のためではなく、採取した血液から取り出した血清を子猫に使うために行われました。

血清を取り出すためには、相当量の血液が必要なため、猫よりも体の大きな犬から採血されるそうです。

犬と猫という違う動物の間での輸血は不可能なのですが、異種間で血清を投与しても、免疫反応が起こりにくいため、この治療法はよく使われるそうです。

それにしてもジェミーちゃん、今回は、お手柄でしたね。子猫たちも順調に回復しているようで、本当に良かったです。SSPCAに勤務されているバラニーニさんの自宅裏庭で保護されたということは、子猫たちが持っていた運がとても強かったのだと思います。

いずれ子猫たちに良い里親さんが見つかりますように!

参考資料

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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