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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
急性白血病は、サッカー選手のような若くて健康な人でもかかることのある病気です。
そこで、急性白血病はどのような病気かを医師に聞きました。

急性白血病とは、そもそもどのようなことでしょうか。

急性白血病は、造血幹細胞から細胞が白血球、赤血球、血小板へ作られる過程で、何らかの原因で細胞が異常に増えすぎてしまう(がん化する)ことで起こる病気です。

「白血病」といいますが、白血球だけでなく、赤血球、血小板になる細胞の場合も含まれます。

急性白血病は、どのような症状が現れますか。

急性白血病になると、異常に細胞が増えるため、正常の造血幹細胞が減少してしまいます。
白血球、赤血球、血小板が少なくなると、それぞれ以下のような症状が現れます。

1.白血球が少なくなる
感染症にかかりやすくなります。

2.赤血球が少なくなる
貧血の症状(動悸、息切れ、めまい)が出ます。

3.血小板が少なくなる
出血が止まらなくなったり、ひどくなると自然に出血が起こったります。

白血病が進行すると、白血病細胞が骨髄だけでなく、全身の様々な臓器に入り込み、その臓器を障害します。また、発熱や全身倦怠感などの症状も現れることがあります。

急性白血病は、どのような治療が行われるのですか。

急性白血病の治療では、抗がん剤という薬が投与されます。抗がん剤は細胞を殺す作用を持っており、白血病細胞や正常の細胞も、ほぼ全て死滅させます。

抗がん剤は数日間の点滴治療となり、治療中は感染にかかりやすい状態となるため入院が必要となります。抗がん剤治療を終えた後は、治療効果を高めるために骨髄移植をおこなうこともあります。

急性白血病は、どのような人がかかりやすいですか。また、若い年代の人もかかるのでしょうか。

急性白血病は遺伝子変異が原因で起こるといわれていますが、詳しい原因は分かっていません。

子供から高齢者まで年齢を問わず発症しますが、一般的ながんと同様に高齢になるほど発症しやすくなります。

急性白血病には、自分で気が付ける前兆はありますか。

正常な血液の細胞が減ることで、感染症にかかりやすくなる、貧血の症状(動悸、息切れ、めまい)が出る、出血が止まりにくくなる、などの症状が出てきます。

これらの症状に気づいたら、早めに病院を受診しましょう。

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医師からのアドバイス

急性白血病は、適切な治療を行えば完治する可能性もある病気です。自分や、身近な人が発症しても、積極的に治療に取り組みましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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