【1】2016年 参院選公示

2016年6月22日、参議院議員選挙がスタートしました。18日間の選挙戦を経た後、7月10日の日曜日に投開票予定です。筆者の周囲でも、選挙カーが候補者の名前を叫びながらウロウロしている「お馴染みの光景」が見られます。

【2】今年は、18歳から選挙権を持つ

今回の参議院議員選挙は、従来の選挙とは大きく違う点があります。それは「選挙権を持つ年齢が、18歳に引き下げられた」という点です。

18歳であれば、高校在学中の方が殆どなのではないか?と思われます。その為、学校サイドも注意している模様です。

上記記事によれば、学校側が注意している点は、主に以下。

(1)学校では、18歳と17歳以下が混在しているので、年齢制限的に問題がある
(2)SNS等のネットサービスをよく使う世代なので、何が起こるか分からない
(3)校則に「選挙違反があった時の規定」が無いので、対応方法が不明

先生方も苦労なさっている様子です。

【3】選挙違反には注意!

選挙で最も注意すべきは「ちゃんとした候補を選び、投票する事」ですが…。
最近のニュース傾向から見て、若い方は「選挙違反行為をしないこと」に注意すべきだと考えます。

これは、18歳以下に限ったことではありませんが、若い方になればなるほど、「その場のノリ」でやらかしてしまう事が多くなると思われます。注意しないといけません。

選挙について規定している法令はいくつかありますが、最も有名なものとしては「公職選挙法」があります。
選挙方法、選挙権・被選挙権の規定、選挙違反行為に対する罰則…等々、多数のルールが定められています。

この法律の「第十六章 罰則」という箇所に、違反時の罰則について規定があります。
罰を受けるかもしれない行為としては、「買収行為」「候補者の選挙活動を妨害する行為」「投票を邪魔する行為」などが挙げられています。

より具体的に書くと、
「金を払う代わりに、特定候補へ投票させること」
「選挙ポスターを破ったり・落書きしたりすること」
「演説を暴力で中止させること」
「投票所へ通じる道路を塞ぎ、投票できなくすること」
等が、分かり易い違反例として挙げられます。

これらの違反行為に対してのペナルティが、事のほか重いです。違反行為の内容によって罰則は違いますが、重そうなものをザッと挙げただけでも…

「三年以下の懲役・禁錮 又は五十万円以下の罰金」
「四年以下の懲役・禁錮 又は百万円以下の罰金」
「五年以下の懲役・禁錮」

場合によっては、刑務所に入る事も有り得ます。軽く考えてはいけません。

【4】注意したい「ネット上の選挙違反」

中でも特に注意したいのは、ネットを使った行為です。ネット上の選挙活動に関しては、ルールを制定・運用する役所の方が「急速に発達するネット技術」に追いついていない面も多く、様々な問題を抱えています。

その為、国家機関のひとつ「総務省」が注意を呼びかけています。

上記サイトにて、ネット選挙に関する注意事項が列挙されています。その中から、一般人が最もよく使うであろう「メールやSNS」に関する部分を、抜粋して以下に紹介します。

電子メールを利用する方法※による選挙運動用文書図画については、候補者・政党等に限って頒布することができるようになります(改正公職選挙法第142条の4第1項)。候補者・政党等以外の一般有権者は引き続き禁止されています。

違反した者は、2年以下の禁錮又は50万円以下の罰金に処することとされており(公職選挙法第243条第1項第3号)、選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項)。  

※ 電子メールを利用する方法とは、特定電子メールの適正化等に関する法律第2条第1号に規定する方法をいいます。その全部又は一部にシンプル・メール・トランスファー・プロトコルが用いられる通信方式(SMTP方式)と、電話番号を送受信のために用いて情報を伝達する通信方式(電話番号方式)の2つが定められています。  

電子メールとして定義された2つの通信方式以外の通信方式を用いるもの、具体的には、フェイスブックやLINEなどのユーザー間でやりとりするメッセージ機能は、「電子メール」ではなく、「ウェブサイト等」に該当しますので、候補者・政党等以外の一般有権者も利用可能です。

出典 http://www.soumu.go.jp

総務省HPより。見やすくする為の改行・朱入れは筆者によるもの。

これによると、現在最もよく使われているであろう「Facebook」「LINE」等のメッセージ機能については、一般の有権者でも活動に使ってOKとのことです。

かといって、何でも言っていいというワケではありません。「特定候補に対する、根拠の無い誹謗中傷」など、常識的に考えてマズイ行為は慎んだ方が無難です。内容によっては、捜査機関の厄介になるかも知れません。

【5】まとめ

選挙は、国民の声を活かす事が出来る、とても貴重な場です。有効に活用しましょう。7月10日当日に投票する事が難しい方は、前もって投票(期日前投票)が出来ます。最寄の役所に問い合わせてみて下さい。

なお、「自分の一票で、何か変わるわけでは無い」「投票に行くなんて面倒だ」と思われる方がいらっしゃいましたら、以下の記事を読んで頂きたいと思います。

「あと、たったの一票があれば、選挙の勝敗が変わった」という事件について書いた記事です。これを読んで頂いて、一票というものの価値について考えて頂ければ幸いです。

↓他、オススメ記事↓

この記事を書いたユーザー

マカラン このユーザーの他の記事を見る

関西在住のライター。
時事ネタから都市伝説まで、宇宙ネタから節約術まで、詐欺・ブラック企業ネタから珍言まで…。
幅広い話題を、楽しくお伝えしたいと思います。
(なお、画像は全てイメージです。念の為)

Twitterやってます。フォロー御願いします!
アカウント @d_makaran

アメブロも随時更新中! 見てやって下さい。
他の話題は勿論、記事を読む際の注意事項等もアリ。
http://ameblo.jp/makaran999/

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • インターネット
  • 暮らし
  • カルチャー
  • エンタメ
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス