一見するとトイレで遊んでいるかのような少女の写真

Facebookに投稿されたこの一枚の写真に隠されたわけが、今アメリカを騒然とさせています。6日で1万回もシェアされた理由。

どうしてなのでしょうか?

そもそもこの写真を撮影したのは、3才の娘がまたいたずらをしていると思ったからです。写真を撮って夫に送るつもりでした。

しかし、彼女の口から出た言葉に、私は取り乱してしまうほど衝撃を受けたのです。

出典 https://www.facebook.com

写真に添えて、この写真に写っている女の子の母はこんなことを書いています。

彼女は、プリスクールのセキュリティー訓練で、もし危険な侵入者がプリスクールに入ってきた時、万が一トイレの個室にいたとしたら、どうするべきかを習い、家でも練習していたというのです。

その瞬間、3才の娘の純粋で無邪気だった彼女のまわりの世界が一転してしまったと思いました。

政治家のみなさん、この写真をみてください。これはあなたがたの子供であり、孫でありひ孫であり、将来のアメリカの子供の姿なのです。これから先、子供たちはあらゆる決断に迫られ成長していくことになります。わずか3才の子供たちがトイレの便器の上に立って隠れなくてはいけないのです。長い間息をひそめじっと堪えて静かにしていること、バランスを崩すことなく、ドアの下から足が見えないように隠れること、小さな子供たちにこれ以上大変なことがあるでしょうか?

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そして、現在アメリカで多発している銃による卑劣で残酷な犯罪。アメリカの銃規制、アメリカで増えている精神疾患を持つ人々のこと、バックグラウンドチェック無しで、誰にでも銃が買えてしまうこと、など彼女が考えるアメリカの大きな腐敗した銃社会について書き続けています。

子供たちを守るために、教師もガンを持つべき。

俺は今日また銃を買ってきたところだ。

この姿を見て、胸が痛みました。これで良いのでしょうか。

とても悲しいです。

本当にこんなことありえないよ、ダメだよ。世の中腐ってる。

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筆者の住むテキサス州では、多くの大学キャンパスで、隠さなくてもピストルを持ち込むことができるという法律が州議会で通りました。学校内での銃撃事件はあとを絶たず、これまでは入口で空港に設置されているようなスキャンをしている学校も多かったのに、これからは隣に座る生徒が明らかにガンを持っていると知りながら授業を受けることになります。日本で生まれ育った筆者には、自分の身は自分で守る、自分の敷地は自分で守る、それが当たり前だというテキサスの人々の考え方は、とても理解できません。多くの人がピストルや銃を持って外を歩いているなら、自分も身を守るために銃を持つ・・・これがアメリカの現実なのです。

わずか3才の子供たちさえも、銃撃から身を守るための訓練をしなくてはいけない・・・このアメリカ社会を変える人は、今年の大統領選で民主党・共和党いずれからも選ばれなかったことは確かです。

アメリカライフル協会が力を持つ限り、アメリカは、いつどこでどんな悲劇が起こってもおかしくない社会なのです。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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