決められたものが確実に届く。確かに一見いいことだが人間というのは常に新しい価値観に触れないと退化していくという考え方も世の中にはある。そういう視点に立った場合、買う側があまり多くのことを指定できてしまう風潮は必ずしも良い流れとは言えないのである。前の記事でランダム配車のお話をしましたが実はこういう試み自体はいろいろな業界で行われている。とりあえずゆるーく触れていくことにする。

 ランダム業界の最前線はどこ?
 やはりゲーム業界でしょうね。特にスマホ業界。いわゆるガチャビジネスというのが非常に横行しています。問題はいろいろ抱えていますが、一方で決まった商品を必ず提供しなければならないのかという問題に一石を投じたという見方もできる。(ただ、低確率の特定商品を狙わせる悪徳ビジネスは衰退して欲しい)

 でも昔からありますよね?
 そうですね。ガチャビジネスの元になったガチャガチャも今は相当進化しております。地元に近い八王子駅などにもガチャが30台ぐらい配置されていてなかなかカオスな光景です。ガチャの起源にはいろいろな説がありますが、一番大きく広めたきっかけと考えられるのはキン肉マン消しゴムでしょうかね。あとはカードダスなんてのもありましたね。今は仮面ライダーなどが牽引している節がありますが。

 有名な会社でランダムビジネスやってたところってどこですか?
 流行り廃りがあるのでなかなか安定しないビジネスですが実は相当大手企業もやってます。
 アマゾンドットコム等でもやられていましたが、最近は実際に配達はしないでとにかくランダムで表品を表示する5000円占いというサービスをやっているようです。まあ本当は手を変え品をかえばしばしやられてますがね。
 あとは福袋というのはやはりランダムビジネスを象徴するものですね。ブックオフなんかも時々やってます。
 旅行会社なんかだとミステリーツアーという名称で企画もされます。

 実はこの業界と相性がいいかもという業界は?
 映画業界やゲーム業界ですね。値段を下げる代わりにランダムで映画を見てもらうという手法が考えられます。話題性だけではどうしても映画の本来の価値を理解してもらうのは難しいと思いますのでいきなり見せて新鮮な反応を見る試みも必要かも。話題性も大事なんですがだいたい裏のメッセージみたいなのが込められてたりしますから見ている人にそういうのを発見して欲しいですね。

 ところでランダムをテーマにした映画は?
 今は『ランダム 存在の確率』という映画が気になっています。

 課題はなんでしょうか?
 国の政策とは相性が悪そうですね。品質表示法などの形で一見消費者を守っているように見えますが、ビジネスをする上では相当制約になっていそうです。その場で満足しなくても後々知識の蓄積において響いてくることも考えられますから安易に詐欺と決めつけてはいけないと思います。

 後詳細は言えませんが、ハードディスクのデータをランダムに引っ張り出すソフトウェアなんてのもあります。パソコンが混乱している人は試しに使ってみるといいでしょうね。

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2005年 杏林大学卒業
 2007年 セントラル自動車株式会社入社
 2009年 セントラル自動車株式会社退社
 2012年 凸版パッケージプロダクツ入社
 2014年 凸版パッケージプロダクツ退社

 学生時代の研究内容 会計学
 現在の研究内容 漫画やアニメの実写化 クラウドファンディング

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