記事提供:NICOLY

この記事は、管理栄養士 岩月啓四郎が監修しています。

体の中に含まれている成分のほとんどが水。じつは自分に合った水を飲むことで、アンチエイジング効果を得ることができます。そこで今回は、体内の水の状態を整える「軟水」「硬水」「海洋深層水」についてくわしくご紹介します。

アンチエイジングや美容において、水の摂取は重要です。

しかし、何も考えずに水を飲むだけでは、アンチエイジング効果を最大限発揮することはできません。

効果をしっかりと出すためには、水の特性や自分に合った水を知ることが大切。

そこで今回は、アンチエイジング効果をもたらす「水の選び方」についてご紹介します。

水はなぜ大事?

まず、水はなぜ体にとって重要な役割をもつのか、くわしくご説明します。


■体の70%は水分でできている

体を構成する成分のほとんどが、たんぱく質やカルシウムだと勘違いしている人は多いです。

しかし実際には、たんぱく質は全体の15〜20%、カルシウムは3〜4%程。じつはもっとも多いのは、水で50〜70%もあります。

つまり体を構成する成分の半分以上が水であるということです。


■水は体内で重要な働きをする

さらに、水は体を作るだけではありません。

エネルギーの産生や消化、吸収や解毒、ろ過……など、体の中で行われている全ての反応や代謝回路は水なしでは働くことが出来ません。

つまり、体内の水の状態によって体調は変化するといえます。

水の種類

アンチエイジング効果を得たい場合、細胞の状態を活き活きした状態にしておくことが大事です。そこで重要なのは、体に合った水を摂取すること。

でもじつは、水にはさまざまな種類があります。


■アンチエイジングに使われる水の種類

●軟水
●硬水
●炭酸
●水水素水
●アルカリイオン水
●海洋深層水

が、現在一般的です。

この中から、効果的かつコストパフォーマンスも考えておすすめしたいのは、「軟水・硬水・海洋深層水」の3つです。

体内を洗い流す「軟水」

軟水は、溶けているミネラル分が少ないのが特徴です。

吸収に負担が少なく、排出が早いので、水の代謝を活発にするのに適した水だといわれています。


■軟水から飲み始めるのがおすすめ

アンチエイジングを始める場合、軟水を飲んで、細胞内の水をキレイすることから始めましょう。

体質の改善には、1日1リットル飲んだ場合で約2ヶ月かかるので、この期間は軟水がいいです。


■日本の水はほとんど「軟水」

日本の水はほとんどが軟水で、水道水も軟水です。

しかし、水道水に含まれていることがある塩素は、細胞を傷つけるなどアンチエイジングの妨げになることも。そのため、家庭の蛇口を利用したい場合には、高性能の浄水器の利用をした方が◎。

栄養補給のための「硬水」

硬水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分を多く含むのが特徴です。

そのため、カルシウム不足の日本人にとっては栄養補給の面で非常におすすめ。

硬水の効果は、カルシウムに注目すれば栄養補給ですが、アンチエイジングを考える時にはマグネシウムの量に注目して選びましょう。


■マグネシウムのデトックス効果

マグネシウムには、脳内の幸福ホルモンであるセロトニンの合成に必要です。

セロトニンが増えると、中枢神経では副交感神経が活発に働くようになるほか、筋肉の刺激に対する反応性を高めます。

そのため、マグネシウムの多い硬水は

●腸内の動きを活発にする
●老廃物の排泄を促進する

などの腸内デトックス効果があり、代謝を改善することでアンチエイジング効果につながります。

安全性が高い「海洋深層水」

水深200m以下の冷たい深層水を汲み上げたのが、海洋深層水とよばれる水です。

水深200m以下の深さでは、光が届かないので細菌もプラクトンも光合成が出来ず、水にほとんど汚れがありません。

また、海洋深層水には、海の水に含まれている豊富なミネラル分もあるので、栄養をバランスよく補給するということでは一番効果が高いです。


■ミネラル分には何が含まれる?

海洋深層水がもつ豊富なミネラル分には、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどの主要なミネラル以外にも、セレンリンといったものも含まれています。


■ミネラルのアンチエイジング効果

体の栄養状態上げて、ミネラル不足による肌の代謝異常であるアトピーや湿疹を改善します。

また、ミネラルバランスが整うことで、心筋の働きや血管の柔軟性も改善され、血行の促進につながり、全身に栄養がしっかり届くようになるため、アンチエイジング効果も得られます。

話題の「水素水」や「アルカリイオン水」の効果は?

水素水には、抗酸化作用があると言われてます。

また、アルカリイオン水には、海洋深層水に近い効果が認められるとありました。

しかし、現在市販の水素水には抗酸化作用はありません。水素の抗酸化作用は、活性水素の状態でなければ、得ることができません。

さらに活性水素は反応性が高く不安定。そのため、現在は活性水素がきちんと溶かし込めて、安定しているものはないといえます。

そのため、確実にアンチエイジング効果を得るための水の紹介としては、今回は外しました。


■健康面においてリスクも

アルカリイオン水は、アルカリ性が強いといえます。

そのため胃酸を中和してしまい、消化不良による下痢や胃酸により殺菌効果が低くなることで、最悪の場合、食中毒を引き起こしてしまう原因になることも。

水を飲む時の注意

水の飲み方には、いくつかの注意点があります。


■水の飲み方ポイントは「常温で飲む」

アンチエイジング効果をしっかりと引き出す水の飲み方は、常温の水を飲むということです。

冷たい水は、体を冷やす原因になるので、避けましょう。


■過剰摂取に注意

また、注意として無理に飲まないことも重要です。

水ばかりを飲んでいると血液の水分量だけ増えて血が薄まるので、貧血に似た症状が出たり、腎臓を傷めたり、脳内にも影響が出ることも

水を飲んだら、排出するということも意識するようにしましょう。

アンチエイジングには水の選び方が重要

軟水や硬水、海洋深層水にはそれぞれ特徴があります。

自分に合った、毎日続けられる水を選ぶことで、アンチエイジング効果を得ましょう。

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