記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
子どもの頃、親から「よく噛んで食べなさい」と言われた人も多いと思います。
よく噛み砕くことが健康によい、というのはよく聞きますが一体どのようにいいのでしょうか。

今回は「よく噛んで食べる」について、医師に聞きました。

「よく噛んで食べること」がなぜ健康にいいのでしょうか?

よく噛むということは、食べ物を口腔内で細かくして唾液(に含まれる消化酵素)とよく混ぜ合わせるはたらきを持ち、消化を助ける効果があります。

食べたものが、より消化しやすい状態で胃腸に送られるので、よく噛んで食べることは消化管に余分な負担をかけずに食べものを消化することができます。

よく噛まずに食べてしまうと、なぜ太りやすいのでしょうか?

「噛む」という行為は、脳の満腹中枢が刺激されると言われています。繰り返し噛むことで「もう食べ物は必要ない」という信号が脳から出ることになります。

ほとんど噛まずに食べる習慣のある方は、この満腹感を得にくいです。
本来必要としている量の食べ物を摂取した後にも、食べ続けてしまい、多くのカロリーを摂取してしまうことから、太ると考えられます。

消化以外にも、よく噛むことの健康へのメリットはありますか?

はい。消化以外にも身体にいいことがあります。

≪満腹感を得る≫
先ほどお伝えしたように、満腹感を脳に与えることになります。、必要以上の量を食べなくても満足することができます。

≪虫歯予防≫
唾液をたくさん分泌することで菌を洗い流して虫歯を予防してくれる効果もあるといわれています。

≪ストレス解消≫
咀嚼には緊張を和らげてストレス解消を促す効果もあるといわれています。脳に良い刺激を与えることにもつながります。

≪小顔効果への期待≫
よく噛んで食べることは、顔の筋肉を数多く使うことにつながります。そのため顔の引き締めや小顔効果が期待できます。

よく噛んで食べる習慣をつける方法はありますか?

よく噛む、の目安の一つは「一口につき30回噛む」ことです。

とはいえ、実際に行うと難しいものではあります。その代わりに、以下のような方法を試してみましょう。

・飲み物で流し込まず、噛むことで食物のみが流動状にする
・一口の量を少なくする

ほかにも、口に入れてすぐに喉に近い奥歯で噛むのではなく、ある程度食べ物が咀嚼(そしゃく)によって細かくなるまで前歯で噛むことを意識する、といった方法もいいでしょう。

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最後に医師からアドバイス

ものを噛んで食べる、という行為は私たちが毎日、行っている行為です。だからこそ改めて見直す機会は、大人になってからは特に少ないのではないかと思います。

しかし、よく噛むことはダイエット効果や小顔効果とうれしい効果がたくさんあり、見直してみることで大きな変化が期待できる部分の一つです。ジム通いや極端な食事制限ができない、という方は特に「よく噛んで食べる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)

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