私の父の日課は、近くの公園まで走る事です。
200歩走って、200歩歩いて、その繰り返しで公園までたどり着くそうです。
旅行に行く以外は、もう5年間続けています。
目的は公園の池で、鯉にエサやりをしているのです。
今では、父の足音が聞こえるのか、池が見えてくると、ザァーっと音が聞こえ、
池の表面が扇形に波立ち、父の立つ足元に、波が大きく寄って来るのが分かるのです。

父は、最初の頃「友達ができたようで嬉しい」と言ってました。

80歳になる私の父は、昔から趣味多彩な人でした。
若いころは、カメラ、狩猟、魚釣り、絵画だったり、囲碁、将棋、野球、麻雀と、
仲間が沢山いて、アウトドアな人でした。

夏になると、スキューバダイビング、クラブに属していたころは、
救助などにも参加したり、遠出して、潜りに行ってました。
毎週天気のいい日は、必ず近くの海へ行き、素潜りで夕飯の獲物を収穫してきてました。
なので、家の前の駐車場は、いつも浜辺のようでした。

そんな父が、母を亡くして1年位は、体の不調を訴えたり、路頭に迷う感じで、
心配なところも多々ありました。
父と一緒に何かをしたいと考え、自宅の庭にログハウスを建てる決意をしました。
その年は、台風が連続で来たり、ハプニングも勃発して、問題多かったけど、
四苦八苦しながら、何とか完成させることが出来ました。

今だ衰えぬ父の僧坊筋、体力には目を見張るものがあります。

今は、近くのお百姓さんから畑を借りて、早朝から畑仕事をし、自営業の為、時折入ってくる仕事もしています。勿論海も行ってます。
自分の育てた野菜を、親戚とか、知り合いに配って喜んでもらえることが嬉しいようです。週に2,3回は、毎朝収穫した野菜を私の所にも届けに来ます。
じっとしていられない性格で、毎日忙しく動き回っています。

そんな父から、たくさんの事を学び、元気をもらい、未だに頼っています。
もうすぐ父の日、「お父さん!いつもありがとう。」

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