入院している人同士のお話

私は高校一年生の今頃の時期に、とある大学病院へ友人のお見舞いに行きました。
友人は盲腸での入院。
お腹が痛いと私に言っていたので心配して行きました。

そんな病院内を歩いている時に、中学校時代の恩師に会いました。
パジャマ姿ですぐに入院しているとわかりました。
恩師とも話したいと思い、友人と会ったあとに恩師とナースセンターの近くにあるスペースで少し話すことにしました。

同室の青年のこと

恩師は4人部屋に入院していると話してくれました。
恩師は過労での入院。
しばらく治療したら職場復帰すると話してくれました。

私は行き始めた高校でのできごとを話しました。
話はだんだんんと恩師と同室のできごとへと。

とある青年と同室でみんなでよく世間話をしていたそうです。
でも、ある日青年が大泣き。
余命宣告をされたと言います。

みんなが励ましたいけれど、掛ける言葉を見失ったと言います。
確かに、そばにいて余命宣告された青年にかける言葉が見つからないと思います。
気安い励ましの言葉はかえって、かけるべきでないからです。

でも、この事実に悲しむ青年をほってはおけません。
こんなにそばで命が失われることをわかっていて、何もできないけれど。

おじいさんが青年にかけた言葉

寿命を迎えられることは幸せだよ。
戦争がない時代で良かった。
人は必ず命尽きるから。

出典おじいさん

恩師もこのおじいさんの言葉の重みを感じたと言います。
今も当時も日本では戦争がありません。
戦争経験者であるおじいさんからの言葉。

生きたくても生きられなかった戦争時の若者を知っている。
戦争に駆り出され命を落とすことの残酷さ。

そんな時代からすると自分の命の寿命を迎えることは、幸せなんだと言いきれる。
普通なら青年に同情するような言葉しか思い浮かびません。
青年もまだまだ若い。
それなのにと思います。

でも、それが幸せなんだ。
そう教えてくれたおじいさん。

その言葉を聞いてから青年は前向きに闘病していると聞きました。
もう、あれから何十年の時が経ちました。
人間はみんないつかこの世を去る。
去り方もたくさんあり、望まないものもある。
自分で自分の去り方もわからない。
まさに運命。

この時期になるとこのおじいさんの言葉を思いだします。
ただ生きている。
けれど1日1日を大事にする必要があると実感します。

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