必ずしもとびきりの美人というわけではないのに、いつもその女性の周りには男性が寄ってくる。特にイケメンではないのに、付き合ってる彼女がすばらしくべっぴん。きっとそんな人たちは、恋愛の「戦略」と「戦術」に長けているのかもしれません。「戦略」と「戦術」の違いを理解し、恋愛成就を目指しましょう。

恋愛における「戦略」とは

「戦略」とは、特定の目的を達成するために長期的な視野を持って複合的に考え、力やリソースを効率的に運用するための具体的な方法です。

恋愛における「戦略」は、相手と付き合うため、あるいは結婚するために、長期的な視野で相手のことを知り、自分の魅力を最大限引き出して、最終的には恋人同士、あるいは夫婦になることを目指します。恋愛成就には、さまざまな困難や課題が待ち受けていることでしょう。重要なのは、恋敵をおさえ、相手の浮気を防ぐために自分の魅力と優位性を理解すること。大きな視野で方向性を決めること。自分のもつスキルや魅力を活用し、それを伸ばすということが重要です。

恋愛における「戦術」とは

「戦術」とは、戦略を実現するための手段を指します。つまり、恋愛マニュアルに書かれているような小技は、この戦術の部類に入ります。

前項で説明した「戦略」は英語でストラテジー(strategy)のこと。「戦術」はタクティクス(tactics)、つまり兵法のことです。どちらも、もともとは戦闘に勝つための戦場での軍事用語でしたが、現在はビジネスや外交の場でも使われるようになりました。そして今回は、これを恋愛に当てはめていきます。

「戦術」とは、戦略があってこそ初めて有効に機能するものになります。戦略が無く、戦術しかなかったとしたら、大きな視野がなく目先の戦いに挑むだけなので、非常に効率が悪いものになります。恋愛も同じです。しっかりとした戦略があって、初めて戦術が生きてきます。恋愛本の技を鵜呑みにして、それだけを実践していているのは、戦術だけがあって戦略が無いようなもの。きちんと戦略をふまえて、具体的な戦術を決め、実行していきましょう。

戦略的ターゲティング

まずは、ターゲットを見つけます。合コン、婚活パーティー、あるいは男女が集まる場所で最適な相手を探しましょう。ここで大事なことは、あまりにも非現実的で高望みな目標設定をしてしまうと、なかなか希望に合致する相手が見つからないということ。目先のイケメン/美女にひっかかることなく、きちんと戦略的に自分が希望する相手の資質を吟味し、「これだけは押さえておきたい」というポイントをあらかじめ決めておくことです。年齢層、男女(ここ重要)、居住地など、希望するターゲットのセグメント属性をあらかじめ明確にしておきましょう。

相手の情報を素早く把握し、それが自分が求めるターゲット目標に合致しているかを判断します。ターゲットが確定したら、戦略を立て、戦術を練り、恋愛の攻勢をしかけます。

恋愛・婚活の「PDCAサイクル」

「PDCAサイクル」とは、ビジネスにおける業務改善の方法の一つで、Plan(プラン)、Do(ドゥ)、Check(チェック)、Act(アクト)という流れを繰り返すことで、より業務を最適化し、改善しようというものです。もしこれを恋愛・婚活に当てはめてみた場合はどうなるでしょうか?

Plan(プラン):過去の恋愛経験や未来への願望(妄想)などをもとに、計画をつくる。
Do(ドゥ):計画に沿って恋愛相手を探し、付き合う。
Check(チェック):その恋愛が計画に沿っているかどうかを確認し、評価する。
Act(アクト):恋愛が計画に沿っていない部分を見つけ、対応・処置をする

ここで重要なことは、戦略を立てずにその場のノリと勢いで告白してしまうと、うまくいかないことが多いばかりか、たとえうまくいったとしても付き合ってみてから「あ、これはダメだ」ということにもなりかねません。

最初に述べたとおり、戦略あっての戦術です。そのうえで、ターゲットを決めてきちんとPDCAを回していきましょう。恋愛をするにあたって、戦略と戦術の違いをしっかりと理解することが大切です。

恋愛における勝ちパターンの「3つの基本」

ランチェスター戦略(クープマンモデル)という、戦闘の数理モデルがあり、この考え方は現在の経営戦略やマーケティング戦略などにも活用されています。それによると、勝ちパターンには3つの基本ルールがあるとのこと。そのビジネスパターンを恋愛・婚活にあてはめてみると……。

1. ナンバーワン主義

結婚も、恋愛も、幸せになれるのは相手に「1位」に選ばれた時だけ。「2位」はすなわち敗北を意味します。もしくは、体の良い二股か、愛人扱いか。絶対的なナンバーワンを目指しましょう。

2. 足下の敵攻撃の原則

恋愛は戦い。競争相手は容赦なく蹴散らし、蹴落とす。「勝ちやすきに勝つ」ということが、戦略の基本原理です。前項にあるように、2位では敗北なのです。ライバルを足蹴にし、足をひっぱり、這い上がりましょう。情けは無用です。

3. 一点集中主義

市場セグメントを確定し、攻撃目標を確定したなら、その標的に向かって集中して攻撃をし続けることが重要です。戦略性のない恋愛は、集中することができずにすぐに気持ちがフラフラ揺れ、結果二股三股、人間関係がもつれにもつれて気づけばぐちゃぐちゃドロドロの修羅場に。ビジネスにおいても、恋愛においても、市場のつまみ食いは非効率的であるだけでなく、貴重な時間の浪費で婚期を逃すことにも。不要で無駄な部分を切り捨てるということも、戦略には大事です。

けど、恋愛に「戦略」と「戦術」は本当に必要か?

というわけで、ここまでビジネスにおける「戦略」や「戦術」を活用して、恋愛を成就させる方法をご紹介してきました。ただし、こういった理論であったり、小手先の技は、実際の恋愛には通用しないかもしれません。なぜなら、恋愛はそれぞれのパターンがあり、「これならば確実」という方法は無いからです。

恋愛でも、ビジネスでも、「戦略」と「戦術」は大事ですが、それよりももっと大事なのは、心を込めて真摯な態度で誠意をもって相手と接すること。まずは、相手に気持ちを伝えるところから。まっすぐでピュアな心が、時として下手な「戦略」と「戦術」を打ち負かすこともありますよ。

この記事を書いたユーザー

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週末を利用して、趣味の創作活動をしています。写真が好き、文章を書くのが好き。ブログを書いています。
本業は、外資系のデジタルマーケティング代理店でコミュニケーションデザインをしています。
ネバダ州立大学 アート学部 陶芸彫刻学科卒
TOMAKI.jp

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