そもそも、車の燃費ってなに?

三菱自動車の件があり、燃費という言葉が注目を集めています。
ですが、車のCMで燃費○%という言葉があったとしても、それを購入基準にしたことがありませんでした。確かに、その数値が大きければ大きいほど「ガソリン代が少なくて済むのだろうなぁ」というイメージはあります。

とはいえ、実質的に「○円も安くなります!」というわけではなく、分かりづらい表記なので気にしたことがありませんでした。

そこで、燃費について調べてみました。

燃費表示の○%は、実際に走行すると不可能?!

自動車の燃費数値は、気象条件や渋滞等の使用環境や、急発進、エアコン使用などの運転方法に応じて異なるため、車種間で燃費数値を比較するためには一定の測定方法が必要です。

出典 http://www.jaf.or.jp

そもそも燃費測定方法は、統一されているそうです。なので、どの会社が発売しても一定した基準を満たした測定方法をしているため、他社同士の車を燃費で比べることができるという利点があるようですね。

燃費を算出する方法は、統一されている!

2011 年4 月以降に型式指定を受けるクルマから、カタログなどに記載される燃費表示が「JC08モード燃費(国土交通省審査値)」に変わりました(10・15モードとの併記の場合もあります)。

燃費数値の審査はクルマの型式指定審査時に行われます。型式指定審査において、規定どおり測定された燃費数値であることが認められた値が、「国土交通省審査値」としてカタログに記載されます。

出典 http://www.jaf.or.jp

過去には様々な測定方法があったようですが、現在は統一して「JC08モード」という検査方法になったそうです。

その検査を経て、出た数値がカタログなどに記載されているそうです。

「JC08モード」って、なに?!

JC08モードとは、『1Lの燃料でどのくらい(何km)走行できるかを、いくつかの走行パターンで測定する測定方法』です。

測定は、実際に走るわけではなく、シャーシダイナモで行います。

出典 http://car-by-area.com

燃費を計算は、道をぐるぐる回って走って算出しているのかと思いきや、機械を使用してその上で走り計測しているのだそうです。

ただ、この計測が思わぬ方向へ…。

え?!結局、燃費は実際と違うんかい!

カタログに載っているJC08モード燃費と実燃費が、同じになることはほとんどありませんよね。

一般的には、『JC08モード燃費の約75%が実燃費』と言われます。(信号が多いところを走行すると、もっと悪化することもあります)

出典 http://car-by-area.com

JC08モードで統一したという燃費計測ですが、その車を購入して実際に走行したところで「カタログ値の燃費は叩き出せない」そうです。

なんですって?!

カタログ値との差は約20%悪くなる?!その原因は、電気!

この原因は、測定の状況と実際の走行が違うというのもありますが、実は、電装品の使い方が違うのが大きいんです。

JC08モードでは、エアコンやオーディオ、カーナビ、ライトなど、電装品は必要最低限以外すべてOFFです。そのため、実燃費よりも、JC08モードでの燃費は良くなってしまうんです。

電装品により実燃費は、JC08モード燃費よりも20%程度も悪くなってしまうんですよ。

出典 http://car-by-area.com

どうやら、燃費を計測する際「電気を使う装置」を限りなく外して計測するそうです。

車を動かすとき、電気を使いますよね?
カーナビもそうですが、今はプッシュスタートも多いです。
音楽聞いたり、ラジオ聴いたり、エアコンつけたりと電気を使用します。

その電気はガソリンを使って発電を行う部品を動かして、電気を作っているのだそうです。つまり、ガソリンは電気生産のためにも使用されてしまっているのです。
電気を使用する機械は、オプション品が多く一定的に同じとは言い難いため、こういった措置が取られているそうなのです。

あれ?結局、カタログ値から20%くらい変わるなら…

三菱自動車の燃費偽装問題が話題ですが、結局20%近くも誤差が生じるのは「しょうがない」という部分があるそうです。上記にあった通り、計測する際には電気を使用しておらず、車に搭載している電気を使用する部品の数も完璧な統一性はありません。
オプションであれこれ接続することも可能です。

一定のフラットな何の抵抗もない道を走るということは、現実的にありえませんし、エアコンも使えば音楽も聞き、カーナビも使用します。そういった「誤差」は、測定しづらいという部分があるためのようです。

つまり、「決められた測定方法をしていなかった」ということが、一番の問題であり、そこに焦点があてられた話なのではないかと調べてみて実感しました。

車のことはほとんど分かりませんので、購入するしても女性は「見た目」「使いやすさ」「デザイン」「乗り心地」「価格」しか、興味がないという人が多いです。よくわかっている人にとっては「仕方がない理由」をわかっているため、燃費の誤差よりも誤魔化したという実態に対して「!!」という気持ちがあるようです。

非常に大問題となっていますが、今度どのような対応がされるのか注目を集めることでしょう。

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