夜ごと好きに弄ばれて何の抵抗も出来ない

今年も既に、あの性悪ストーカー女のいいなりにされて、昨夜も散々好き放題 弄ばれてしまった。
ぐっすりと眠りこんでいる私の耳元に、分からないくらいの息を吹きかけ、それでも目を覚まさないことを確認したら、寝ている私の体中をまさぐった挙句、今度はしっかりと抱き着いて、私の体に穴を開けて、あの女の体液を注入されてしまう。

それでも気が付かずにぐっすりと眠り込んでいると、今度は清潔で新鮮な私の血を吸い取って悠々と立ち去ってしまうのだ。

散々 色々渡り歩いた挙句、私の元へやってくる

あの女たちは、( いや、あの雌共と呼ぶ方が正しいかもしれない。)散々どこの馬の骨とも分からない連中達の体中を触りまくって、挙句の果てに自分達の体液の交換をしたあげく、その汚れきった手足と体のままで、夜な夜な我が家の中に こっそりと入り込んで、寝ている私の元へ忍び寄り、ついには身体に穴をあけて、あの女の汚い涎を注入して、その代わりに生き血を吸い取ってしまう、極悪非道の雌共なのである。

悪名高い、奴らの名は・・・

そう、これからの季節に大量に発生して襲い掛かって来る、悪名高い奴らの名は、言わずと知れた『 雌の蚊 』なのである。

ちょっと暑くなった日があると思ったら、いつの間にか我が家に侵入して、昼間はひっそりと物陰に隠れて、家主が寝静まるのを待って、深夜に襲い掛かってくる卑怯極まりない雌の吸血鬼どもなのだ。


血を吸われるだけならまだしも

ただ単に、血を吸われるだけであれば、まだ渋々我慢せざるを得ないが、潔癖症の人間にとって耐えられないのは、普段自分が外出する時には、他人の肌などには一切触れないように最大限気を付けているにも拘らず、いつ風呂に入ったかもわからないような、汚い人間の不潔な血を吸ってきたであろうその汚れた口を、私の身体に差し込んで、赤の他人の穢れた血の混ざった体液を、自分の身体の中に注入されてしまうのを、不本意にも許してしまうのが不潔極まりないし、それを防げない事ほど悔しいことも珍しい。

今夜もどこかに潜んで 俺の身体を犯そうと狙っている

洗濯物を干す時か、あるいは取り込む時を狙って侵入して来るのか、それともどこかに網戸とサッシの隙間でもあるというのか、いつの間にか油断している間にちゃっかり入り込んでいるのが、なんとも憎たらしい。

我が家の裏手には、こんもりとした林のような木々が生い茂っているし、家の廻りもけっこう雑草が生えているのが目につくのは確かだが、それにしても、やぶ蚊らしき黒白の縞模様の尻尾をピンと立てて、侵入したのに気が付いて手で潰そうとしても、機敏に翻って取り逃がしてしまうし、網戸は閉めてはいるが窓を開け放っていては、電気蚊取りもいっこうに効き目が無い。

今年もあの忌々しい、雌のサキュバスのような吸血鬼どもの、淫乱な体液を身体じゅうに注入されて、不浄の唾液で犯されてしまう、キンチョーして眠れぬ夜を過ごさなければならない、困った夏がやってきてしまった。


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