記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
妊娠中、赤ちゃんがお腹にいることを感じさせてくれる胎動。
ポコポコとお腹を蹴られたりして動くのを感じると、赤ちゃんの存在を確かめることができて、嬉しくなりますね。この胎動、どんなときに感じることが多いのでしょうか。また、胎動を感じた時に、どんなことをしてみるといいのでしょうか?

今回は、赤ちゃんの胎動について、医師に聞きました。

胎動を感じるのはいつから?

お腹の中の赤ちゃんは、妊娠8週頃から体や手足を動かせるようになります。
しかし、この時期はまだ赤ちゃんは小さいため、手足がお腹の壁に当たるのを感じることはなく、胎動として感じることはありません。
お腹の中で赤ちゃんがだんだん大きくなり、赤ちゃんの手足や体の動きが子宮壁からお母さんにも伝わるようになります。具体的には妊娠16週~23週頃から胎動として感じることができるようになります。

胎動は、就寝前など横になったときや、入浴中、椅子に座ってくつろいでいるときなど、ゆったりしておだやかな気分のとき(副交感神経という自律神経がよく働いているとき)に感じられることが多いです。

また、寝ている間などは胎動に気付かないことも多いです。
とはいえ、赤ちゃんは短い睡眠と起床を繰り返しているので実際は胎動は続いていることも多いです。

胎動を感じたら、何をするといいの?

胎動を感じたときに反応を返すことは、赤ちゃんにとってもご両親にとっても大切な「胎教」となります。

胎動を感じたら、お腹を優しくなでてあげるといいですね。
赤ちゃんが蹴った同じところを軽くぽん、と叩くコミュニケーションの取り方もあります。こうすることで、生まれる前から赤ちゃんへの愛着、お互い良好な関係が形成されます。ホルモンの分泌がうながされるので、赤ちゃんやお母さんの情緒の安定をもたらしたり、安産になるといわれています。

また、パートナーの男性もお母さんのお腹をさわって胎動を感じることで、父性の発達や自覚がうながされるともいわれています。ぜひ、お父さんも一緒に胎動を感じるようにしましょう。

胎動がしたら、話しかけてみましょう

胎動がひんぱんに感じられるようになる妊娠後期には、赤ちゃんの聴覚も発達して、お腹の外の音が聞こえているともいわれています。(諸説あります。)

胎動を感じたら、お父さんやお母さんが赤ちゃんに呼びかけたり、話しかけてあげるのもいいですね。
繰り返してお腹の赤ちゃんに話しかけることで、赤ちゃんが話し方やリズムを覚えたり、生後、お父さんやお母さんの声を聞くと落ち着くようになるともいわれています。

≪あなたは、どれくらい安産体質?≫
ご自身の体質をチェックしてみませんか?【安産体質】診断

【医師からのアドバイス】

ほかにも、胎動はお腹の中で赤ちゃんが元気かどうか、また逆子になってないかなど位置の把握などにも大切な指標となります。

胎動を感じ、赤ちゃんを慈しむとともに、健康チェックにも胎動を活用するようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら