記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
脂っぽいものを摂るとニキビができる、そんな話を聞いたことがあります。

Doctors Me体験談にも、似たようなものがありました。

チョコレートやスナック菓子、特に油脂の多いお菓子などを日ごろ食べ過ぎると、顔が油っぽくなったりニキビができたりしてしまうのです。
しかし大人になった今では、食べ物に気をつけることであまり出来にくくなっています。お菓子などの食べ物を暴飲暴食しないことと、ビタミンを含む食べ物を良く食べることです。

出典 https://doctors-me.com

とはいえ、脂っぽい食べ物もおいしく食べたい!でもニキビは嫌だ!そんなわがままな気持ちはなくなりません。

今回は医師に「ニキビと脂っぽい食べ物の関係」について聞きました。

Q.そもそも、ニキビとはどのようなものでしょうか。

ニキビとは、皮膚疾患の一種です。正式には「尋常性ざそう」という名前です。

皮膚には皮脂を分泌する腺があります。その内部に分泌された皮脂が、うまく排出されず詰まってしまったものをニキビと呼びます。

≪他にもある、皮脂が詰まる原因≫
・毛穴の中で肌の常在菌であるアクネ菌が繁殖して感染や炎症を起こしたり
・皮脂が酸化する
・その他の老廃物、皮膚の汚れなどが合体する

※1:アクネ菌とは…毛穴の中にいる肌の常在菌のことです。

Q.体験談のように、脂っこいものを食べてるとニキビができるのは、どうしてでしょうか。

脂質を多く含む食品、特にから揚げやとんかつなどの揚げ物、バターやチーズ、生クリームなどを多く使った洋食や、ケーキなどが挙げられます。

脂っこい食品、つまり油脂分の多い食品を食べることによって、血液中の中性脂肪は増えます。

中性脂肪が増えると、皮脂腺からの皮脂の分泌が増え、皮脂腺が詰まりやすくなります。そのためにニキビができやすくなります。

Q.脂っこい物を食べてもニキビにならないように、できることはあるでしょうか。

脂っこい物ばかりでなく、バランスよく食べることを心がけることです。
一緒に生野菜や、お茶などを食べることもよいでしょう。

一方、脂質だけでなく糖質もニキビに悪影響を与える要素です。ニキビを作ったり、悪化させます。
油ものが大好きなら甘いものは控えめにする、同時には食べないようにする、といったことも大切です。

十分な睡眠、しっかり洗顔や自分の肌質にあったスキンケアを心がけ、食べ物以外の原因を排除しておくことも大切なことです。

Q.体験談では「ビタミンを含む食べ物を良く食べる」といいと書いてあります。

ニキビにビタミンが有効とされるのは、以下のビタミンです。

・ビタミンB2
余分な脂質の代謝を促して、皮脂分泌をちょうどよく保つ働きがあります。
ビタミンB2を多く含む食品は豚や牛のレバーです。

・その他のビタミンB群やビタミンC
お肌を定期的に生まれ変わらせる働き「ターンオーバー」をさまざまな形で促す働きがあります。
その他のビタミンB群は卵の黄身やニンニクなどにも豊富に含まれます。
ビタミンCはの野菜・果物に含まれ、レモンやイチゴ、ジャガイモなどに豊富です。

加えて、お肌を作るたんぱく質を含む、肉・魚類や卵、大豆などの豆類も積極的にとりたいですね。

普段の食生活でこれらが不足している方には理にかなった方法と言えますが、「たくさん摂ればいい」というものではありません。

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最後に医師からアドバイス

ニキビは体質やスキンケア、ホルモンバランスや食べ物、ストレスなど複合的な要因で起こると考えられています。

中でも、食べ物の影響は大きいです。
機になる場合は脂質と甘いものを控えめにして、食事全体のバランスを考えてニキビのない肌を目指していきましょう。


(監修:Doctors Me 医師)

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