■誕生日の定番ソングは最近著作権が切れたこと知ってた?

誕生日の時に歌われ、定番ソングとなっている「ハッピーバースデートゥーユー」。
この歌は、世界で最も多く歌われている曲としてギネスブックにも掲載されています。
実は、この曲は最近まで”著作権”があったのをご存知でしょうか?

■著作権収益で、年間200万ドルの収入を稼いでいた!?

ワーナー・チャペルは「ハッピーバースデートゥーユー」の著作権収益で年間200万ドル以上を稼いでいると推算した。

出典 http://japan.hani.co.kr

■最初は「ハッピーバースデートゥーユー」ではなかった

この曲が作られたのは1893年とされており、もともとはアメリカのケンタッキー州に住むヒル姉妹(姉のミルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill)と妹のパティ・スミス・ヒル(Patty Smith Hill))が作詞・作曲した「Good Morning to All」のメロディが起源だという。

下にある、楽譜がその「Good Morning to All」。歌詞は・・・
Good morning to you,
Good morning to you,
Good morning, dear children,
Good morning to all.
となっている。

出典 YouTube

■そもそもの発端は・・・

映画製作者のジェニファー・ネルソン氏が著作権料徴収に応じず、著作権保有を主張するワーナー・チャペル・ミュージックを訴えていました。

厳格なワーナーの方針のため、Happy Birthday to Youの利用を控える映画制作会社が多い中、2013年にアメリカ・ニューヨークの映像制作会社グッドモーニング・トゥ・ユープロダクション(GMTY)が、「Happy Birthday to You」というタイトルのドキュメンタリームービーを制作。ムービー内でHappy Birthday to Youを使用した結果、ワーナーに無断利用の違約金として1500ドル(約18万円)を請求されました。

これに対してGMTYを経営するジェニファー・ネルソン氏はワーナーによる違約金請求を不服として、ワーナーを提訴。訴訟で原告のGMTYは「サミー社が譲り受けたHappy Birthday to Youの著作権は、歌そのものではなくピアノを使った編曲に限られる。そのためワーナーがサミー社を買収することで承継したのはピアノの編曲部分に限られる」と主張していました。

出典 http://gigazine.net

■しかし・・・2015年12月9日


「Happy Birthday to You」を巡り、映画製作者のジェニファー・ネルソン氏が著作権料徴収に応じず、著作権保有を主張するワーナー・チャペル・ミュージックを訴えていた裁判で、ジョージ・キング判事は2015年9月、ワーナーの主張を退けました。このとき、キング判事は私見として、この歌のもとになった19世紀の童謡「Good Morning to You」にしても、そもそも作者だとされるパティ・ヒルが書いたのかどうかと疑問を呈していました。

ネルソン氏、ワーナー、双方の弁護士は判決について2015年12月に基本合意。その内容が2ヶ月経過して明かされ、ワーナーはこれまでに得た著作権料1400万ドル(約16億円)をワーナーが返還する予定であることがわかりました。

出典 http://gigazine.net

ちなみに、日本ではすでにパブリック・ドメイン(著作権なし)となっていますので、使っても問題はないようです!

みんなが歌っていた歌に著作権があったなんて、しかも元々は違う歌。
物事の裏側を知るといろいろと面白いですねー^^

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