・スターバックスを訴訟した理由

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コーヒーチェーン大手のスターバックスコーヒーに対してアメリカ・シカゴに住む女性が訴訟を起こしています。

その訴訟の理由があまりにも衝撃的なため、日本でも話題になっており各メディアで取り上げられています。なぜ、スターバックスは訴えられたのでしょうか。

米コーヒーチェーン大手、スターバックスで販売される冷たい飲み物は氷が多過ぎるとして、シカゴに住む女性が訴訟を起こしている。
原告はスターバックスの冷たい飲み物について、カップの容量でサイズを表示しているが、実際に客が受け取る飲み物の分量は表示よりずっと少ないと主張。これは顧客をあざむく行為だとして、少なくとも500万ドル(約5億3000万円)の損害賠償を求めている。

出典 http://www.cnn.co.jp

なんと、冷たい飲み物に氷が多すぎるという理由で訴訟を起こしたのです。

・消費者を代表して約5億3000万円の損害賠償を求めている

このとんでもない理由に日本のSNSがザワついています。これまでの購入者を代表して5億以上の賠償請求をするなんて、考えもつきませんでした。

・アメリカらしい

アメリカは訴訟大国あり、このような些細な理由でも訴訟されることは珍しくありません。

大手チェーンを相手取った訴訟としては、1992年にマクドナルドのドライブスルーを利用した客が「コーヒーが熱過ぎてやけどを負った」と主張し、賠償を命じる判決が出た例が知られている。

出典 http://www.cnn.co.jp

コーヒーが熱すぎて火傷したという理由でマクドナルドが訴訟されたという事例もあります。今回のニュースも「さすがアメリカ」と思われる方が多いのではないでしょうか。

しかし、スターバックスは世界中に展開するコーヒーチェーン、日本にお住いの方もスタバで冷たい飲み物を飲んだことがある人は多いのではないでしょうか。あなたが飲んだその冷たい飲み物が、氷の量が多いせいで約束されている量よりも少なめしか飲めていなかったのか、気になりませんか?

・ホットよりもアイスの方が少ない

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例えば特大の「ベンティ」サイズは24オンス(約710ミリリットル)とされているが、入っている飲み物は14オンスで残りは氷ばかりだという。

出典 http://www.cnn.co.jp

実際にホットコーヒーはスタバから提示されている量どおりに提供されていますが、アイスコーヒーの場合は約束通りの量は入っておらずホットよりも内容量が少ないことがわかっています。

・アイスコーヒーは最初から氷を入れることを想定して濃いめに作っている

しかし、冷たい飲料は氷が溶けることをあらかじめ想定してコーヒーを濃いめに作っています。ですのでアイスコーヒーの内容量がホットコーヒーよりも少なく見えていてもなんらおかしくないのです。単純に氷を取り除いた内容量を比べるだけでは「少ない」とは言えません、ちゃんとコーヒーの濃さも合せたうえで確認する必要があります。

・この訴訟に対し賛否両論の声

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この訴訟に対し注目が集まっており賛否両論の声が聞こえてきます。

・納得できなかったら利用しなければよいだけ

こんなことで訴訟していたらきりがない、納得できないなら利用しなければいいだけなのにムキになる必要はない、とこの訴訟に対して否定的な意見の方が多いようです。特に日本人の感覚ですと、このような些細なことで訴訟を起こして争う考え方について理解に苦しむ方が多いみたいです。

・ホットコーヒーより原価の安いアイスコーヒーがホットより高い値段

ホットコーヒーよりもアイスコーヒーの方が値段が高い事実もあり、アイスコーヒーの方が原価が安いのに高い値段をとるなんておかしいのでこの訴訟をきっかけに企業側には見直してほしいという考えの方もいらっしゃいました。本当にアイスコーヒーの方が原価が安いのか、裁判を行う上で検証が必要になってきます。

・氷をコーヒーにしておけば訴訟を防げる

今後、こういった訴訟を防ぐためにはどうしたらいいのか。その対策を考える方もいらっしゃいました。これはいいアイディア!氷を水ではなくコーヒーで作っておけば、「水で薄まる」など文句を言う方がいらっしゃらなくなるかもしれませんね。

しかし、コーヒーは入れたての「香り」を楽しむ飲み物です。氷にしたことでせっかくの風味が損なわれないための工夫が必要かもしれません。

・この訴訟に対するスターバックスのコメント

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この訴訟に対するスターバックスのコメントは以下です。

スターバックスの報道担当者は、同社として原告の主張を認識していると述べたうえで、「冷たい飲み物に氷が不可欠な要素だということは、顧客も理解している。出来上がりに満足していただけない場合は喜んで作り直す」と語った。

出典 http://www.cnn.co.jp

出来上がりに満足していただけない場合は喜んで作り直すというお客様目線のコメント。さすが高いサービスでコーヒーを提供し続けているスターバックスですね。この訴訟が一体どう転ぶのか裁判の結果が気になります。

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