世の中には「クレーマー」が存在します。どこでも何にでも誰にでも文句をつける人。そしてすぐに「損害賠償」の請求をする人。その昔、筆者の知っているイギリス人でクレーマーがいました。彼はとにかくすぐに手紙で訴訟を起こしたがるいわば「いちゃもん付け」の典型的なタイプでした。

このほど、アメリカで一人のクレーマーが話題に。というのもこの女性、あのスターバックスを相手に訴訟を起こしたのです。「これまで10年間消費した金額」ということでなんと日本円に換算して5億3千万円もの賠償金を求めているというのだから驚きです。でも、いったい何があったのでしょうか⁉

「氷が多すぎるのよ!」

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今回、スタバ相手に訴えを起こしたのは米シカゴ在住のステイシー・ピンカスさん。彼女は「容量710mlのベンティサイズのアイスコーヒーをオーダーすると氷が295mlを占め、コーヒーはわずか414mlしか含まれていない」と主張。

ピンカスさんによるとこれは立派な「詐欺」に当たるということで、過去10年間に氷の入ったドリンクを購入した全ての客を代表して、賠償金5億円を求める訴訟を連邦裁判所に起こしました。

更にピンカスさんは持論を展開

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アイスコーヒーにアイスが多すぎるという指摘の中で、ピンカスさんは「ホットコーヒーはアイスコーヒーと比べてアイスの量がない分、コーヒーの量も多くしかもアイスコーヒーよりも値段が安い」という持論を展開。スターバックスはアイスドリンクに大量の氷を入れることで儲けを得ていると主張したのです。

ピンカスさんの訴えにネットユーザーたちの反応は…?

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「過去10年間アイスコーヒーを注文した全ての客を代表して」というなんとも余計なお世話?で訴えを起こしたしたピンカスさんに対し、ねっとユーザーたちは「普通に氷を少なめにして、って言えばいいことでは?」とポイントを指摘。

「氷入れないで、って言えばいいのよ!」

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更には「こういうクレーマーって、今度は自分を生んだ母親を訴えかねないよね」「単にお金欲しさにやってるだけじゃないか」「いい魔法の言葉を教えてあげよう。ノーアイスって言うんだ」「こんなことで訴えるなら、私も今度COSTAを訴えるわ。だってこの間ホットチョコレートを頼んだらマシュマロが入ってたんだもん。」「氷にだって金がかかってんだよ!」「くだらなさ過ぎる」といった批判的コメントが集中。

その一方で「確かにスタバのドリンクは高い」という声も。とはいえ、賠償金5億円はちょっと行き過ぎですよね。争っても恐らく勝ち目はないでしょう。この件に関し、肝心のスタバは何と言っているのかというと…。

「喜んで作り直します」

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「氷が多いことを指摘されたなら、喜んで作り直す」とあっさりとスタバ側はコメント。そして「冷たい飲み物を作る際には氷は必要だということをお客は理解してくれている」とも。ピンカスさんの主張には法的根拠がないのは素人からしても明らかなので、スタバ側は余裕の返しをしている様子。

ネットユーザーのコメントにもあるように、こんな「くだらないこと」で訴訟を起こすよりも、気に入らなければ別のコーヒーショップへ行けばいいだけの話では?と筆者も思ってしまいます。でも、そこがクレーマー。他のコーヒーショップへあっさりと行ってしまうようではクレーマーとしてのプライドが許さないのでしょう。

それにしても5億3千万円って…スゴイ金額ですよね。クレーマー歴が浅い故の見積もり間違いかなとも思ってしまいそうですが、いやはや世の中にはこういう暇な人もいるもので、ビジネスをしている側の人はクレーマーに目を付けられないように十分気を付けてくださいね!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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