米フロリダ州オーランド在住のあるビジネスマン男性が、Facebookに投稿したメッセージが話題になっています。

Facebookに写真とメッセージを投稿したグレッグ・スミスさん

出典 https://www.facebook.com

スミスさんはオーランドで働くビジネスマン。スーツ姿の彼に、路上のホームレスたちはたいてい施しを願ってきます。黙って手を差し出す人もいれば「お金ください」と言う人、ただ路上で更なる絶望を抱える人…その光景はスミスさんの目の前だけでなく、各地で起こっている悲しき現状なのです。

ところがスミスさんはある日、一人のホームレス女性に目を留めます。その女性はスミスさんにこれまで一度もお金を欲しいと言ったことはなかったそう。その代わりに「おはよう!今日もあなたに神のご加護がありますように!」とスミスさんを見る度にその女性は話しかけてきたのです。

毎回そう自分に言ってくれる女性とスミスさんは話をするようになり、やがて毎週火曜日にはランチを一緒にするようになります。見ていると女性はタバコもお酒もドラッグもしていない様子。ある日、スミスさんはその女性がホームレスになった理由を訊ねました。そして女性の答えはスミスさんに衝撃を与えたのです。

「私は文字が読めないの」

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ホームレスの女性、エイミー・ジョーさんはスミスさんに「私は字が読めないの」と言ったのです。エイミーさんは詳しくは語らなかったもののただ小さい時から文字を学ぶ機会を与えられなかったのだそう。

そのため、もちろん仕事に就くことは不可能。ホームレスになったエイミーさんは、得たお金で食べ物を買うよりもまず図書館に行き本を借りるのだとスミスさんに話しました。

いつの日か、文字が読めるようになれば仕事が探せる。そうしたら食べることだってできる。エイミーさんの言葉に衝撃を受けたスミスさん。彼はFacebookにこう綴っています。

「家族に恵まれ、愛情たっぷりに育てられ、現在は僕自身も幸せな家庭を築いている。望んだものを手に入れることができた自分と比べ、エイミーのように全く真逆の人もいるのだ…」

そしてそんな不幸な境遇にいるのはエイミーさんだけではないということを実感したスミスさん。以来、エイミーさんに文字を教え、週に一度、エイミーさんのために図書館に行き本を借りて本を読み上げています。更に彼はFacebookでこのように気持ちを述べました。

「何もみんなにエイミーさんに同情してほしいと訴えているんじゃないんだ。僕がしていることを自慢するつもりも更々ない。ただ、世の中にはエイミーさんのような境遇の人がたくさんいる。そして自分の周りの人だったり友達にも困っている人がいるかもしれない。

そんな人たちに笑いかけ、話しかけ、何か手助けをすることできっとその人たちは救われると思う。僕はこれからもそんな人たちを助けて行こうと思っている。もしあなたにこの言葉が伝わったら、どうかこの話をシェアしてほしい。

僕の意見に賛成できない人がいてもそれはそれでいいんだ。でも、行動を起こさないと何も始まらないと思う。あなたにとっての『エイミー・ジョー』って誰だろうか。」

出典 https://www.facebook.com

このスミスさんのメッセージに多くのユーザーが心を打たれました。Facebookには48,000件ものいいねと1,6000のシェア、そして2,800件ものコメントが寄せられています。

「思いやり」で社会は変わる

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スミスさんのように「小さな思いやり」を持つことで、困っている人の救いとなりその救いは私たちが想像もしないほど、大きな結果を呼ぶことにも繋がるのです。まずは笑顔から。あなたの小さな優しさが誰かを救うきっかけになり「ほんのちょっとした思いやり」で社会は変わることができると筆者も思っています。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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