どこもかしこも、「 2度とこのようなことの無いように 」と言う発言をする。

特に日本の企業やお役所等が、何か不祥事や悪事を行って、それが発覚した時などに、その謝罪会見や釈明会見などでよく使うおなじみの言葉である。

今回、燃費の不正を25年間も続けていたことが発覚した日本の大手自動車メーカーは、たしか以前にも、リコール隠しとかの不正を行っていて、当時、テレビCMも一切放送を止めてまで、それこそ『 2度とこのようなことの無いように 』反省して再起する決意をしたお詫びの記者会見をおこなって、その様子を観たような気がするのは、私の気のせいか記憶違いだったのだろうか?
それとも、この大手自動車メーカーの言う、「 2度とこのようなことの無いように 」という意味は、1度目は『 リコール隠し 』だったから、今回はそれとは別の内容の不正だし、2度目の悪事には該当しないという思いでいるのだろうか?

あるいは、この会社に限らず「 2度とこのようなことの無いように 」という発言は、単なる『 挨拶 』か『 言葉のあや 』程度の軽いことだとしか思っていないのだろうか?

神妙な面持ちで、その企業のトップの面々が、それこそ何人も雁首を並べて、一斉に焚かれるフラッシュに合わせて、並んだみんなで仲良く同時に深々とお辞儀をすれば、国民や消費者や、その車を購入したユーザーが、快く許してくれるとでも、勘違いしてはいないだろうか?

それとも、そもそも最初から謝る気持ちなんか、さらさら無くて「 一応、お詫びするポーズだけ演じておけば、そのうちきっと、喉元過ぎれば熱さを忘れるっていうし、時間が経てばみんな忘れて許してクルマも買ってくれるだろうから、悔しいし恥ずかしいけど今だけ我慢して、一応皆一斉に並んで仕方ないけど頭だけでも下げておこうよ 」とでも考えているのだろうか?

よく「 謝って済むなら警察なんか要らないだろう 」って言う冗談みたいな言葉を耳にすることがあるが、それこそ被害を被った側からすれば、冗談では済まされない。

海外の人達からは、こういった謝罪会見のお辞儀の場面を観て、何らかの恒例行事なんだろうと思われているようだし、今後も、テレビのニュースや新聞の一面の写真などでも、何か悪事や不祥事を行った企業などは、ずっとこの手法を用いて「 2度とこのようなことの無いように 」と神妙な顔を作って謝罪する振りだけ熱演し、国民の信頼を裏切り、いけしゃぁしゃぁと存在し続けながら、みんなが忘れた頃に、また販売促進に力を入れて、商売繁盛を目論み続けているのだろう。

そういう大企業やお役所はそんな悪い事をしても、会社のトップの誰かが責任を取って2~3か月ぐらい、ちょっと月収の一部を減俸したり返納すれば、会社もお役所もずっと存続し続けて、社員もその家族も、みんなずっと安泰に暮らしていけるから、やっぱ、大企業や国家権力っていいよね、とでも思っているんだろうなぁ。

さぁ、皆さん! それでは一斉にぃ! お辞儀をしながら大きな声で!

合言葉は「 2度とこのようなことの無いように 」ですよぉ~!

せーのっ!orz・・・・・・。

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