お店のゴミをあさるホームレスの姿が…

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インド南部にあるファストフード店「Pappadavada」を経営するミヌ・パウリーンさん。ある日彼女は店の外で、ゴミ置場をあさるホームレス女性を目撃しました。そのホームレスを見たパウリーンさんは何を思ったのでしょう。汚らしい?うちの店に近寄るな?いいえ、彼女はこう思ったのです。

“ゴミから残飯を拾って食べなくてもいいように、余り物を提供してあげよう!”

パウリーンさんは、ゴミをあさるホームレスを見た時ものすごく悲しくなったといいます。ゴミの中から必死で食べられるものを探す姿を見て、彼女たちの為に自分に何かできるのではないかと考えました。そして、自身のお店ではまだ食べられる余り物が沢山廃棄されていることに気付き、その無駄をいい形に変えることを思い付いたのです。

余り物を提供する冷蔵庫を設置

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誰かの食べ残しではなく、まだキレイで食べられる余り物を無料で提供することにしました。ホームレスなど食べ物に困っている人なら誰でも受け取ることができるように、それ専用の冷蔵庫をお店の前に設けたのです。

この冷蔵庫は24時間いつでも誰でも利用可能で、パウリーンさんのお店からは1日約80食分が提供されるそうです。

地域住民も協力

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そして更に素晴らしいことに、この活動が地域住民や近隣の飲食店にも賛同され、パウリーンさんのレストランだけでなくそのお客さんや地域住民、他の飲食店からも食べ物がその冷蔵庫に入れられるようになったのです!

なんて素敵なんでしょう!こういった活動がもっと多くの国や場所で定着すれば、どれほどの人が助かることでしょうか。様々な国で貧富の差が問題になっていて、日本も他人事ではありません。ホームレスでなくても、生活保護も受けれず、食べるものもなく餓死する人は少なからずいる状態です。そんな中、日本は食品廃棄量が世界でもトップクラスなのを知っていますか?

食品廃棄量が世界1位2位を争う日本

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政府広報によれば、日本では年間1900万トンの食品廃棄物が出ており、これは世界の7000万人が1年間食べていける量だという。民間の調査では、2700万トンという報告もある。そのうち、まだ食べられるのに捨てられてしまうもの、いわゆる「食品ロス」が500万トンから900万トンもあるといわれている。

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賞味期限が近くなると破棄してしまうコンビニやスーパーマーケット。“提供してから◯分経てば即廃棄するので新鮮”をウリにする回転寿司店など、日本はものすごく賞味期限に厳しいですよね。新鮮さをウリにするのは、私たち消費者にとってはとてもありがたいことではありますが、“もったいない”と言われれば本当にそれまでです。
この無駄を、パウリーンさんのように有効活用する店舗が日本にも増えると素敵だと思いませんか。

賞味期限に拘ることが絶対ならばせめて、廃棄する予定のものを有効活用する取り組みがなされることを願います。きっとそれで救われる人が沢山いるはずです。
このようなニュースが日本でも報道されると尚良いのですが…なかなか取り上げられません。パウリーンさんの善行が多くの人に知れ渡り、考え、同じように真似る店舗や地域が増えると素敵ですね。

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海外かぶれ✈︎のコテコテ大阪人ライターです。まだ日本では伝えられていないような海外ニュースを中心に、育児ネタ、雑学ネタを記事にしたいと思います。多くの人に感動を、そして様々な問題を考えるキッカケを与えていきたいと考えています。やんちゃな2児の育児に奮闘する傍ら、執筆活動を頑張っています★よろしくお願いします!

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