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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
肌荒れが治らない、お肌の調子が悪い、スキンケアを変えても肌が荒れる……。
そんなときもありますよね。皮膚科に行く前にちょっと待って!肌が荒れると「なんとなく体調が悪いな」ということはないでしょうか?肌荒れの原因がお肌以外にあるかも…?今回はお肌と体調の関係について医師に教えていただきました。

お肌は、体の状態を映し出す鏡

ニキビなどの吹き出物、乾燥をはじめとする肌荒れの原因は、単に化粧品が合わないことだけではありません。

実は肌とは直接関係ないように思われる、身体の内側から知らせる不調のサインになっていることも…!では、どんな不調が肌荒れを引き起こすのか見ていきましょう。

1. ホルモンバランスの乱れで肌荒れ

肌を美しく保つためには、女性ホルモンの中でも、プロゲステロンエストロゲンのバランスが大切になります。
このうちプロゲステロンの量が多すぎると、皮脂が多くなり、にきびなど吹き出物の原因となります。

一方、エストロゲンはコラーゲンやヒアルロン酸を増やすホルモンです。
肌にうるおいを与え、きめを整える働きを担っているので、エストロゲンが少なくなるとお肌は乾燥しやすくなります。

ホルモンバランスはストレスの蓄積や、卵巣などの問題、排卵障害や無月経などがあると崩れやすくなるので、肌荒れが続くことがあります。

2. 便秘で肌荒れ

女性に多い便秘も肌荒れの原因のひとつになります。
長い間、腸内に便がとどまることによって排出するべき老廃物や腸内細菌による有害な物質がたまってしまいます。この有害物質が血液によって全身を巡ることや、有害物質が原因で血流が悪くなることで代謝機能も低下することで肌が荒れてしまうことも……。

バランスの摂れた食事やよく噛んで食べること、適度な運動などを取り入れることを試してみてはいかがでしょうか。便秘を解消することでお肌も元気になるかもしれません。

3. 肝臓の不調で肌荒れ

肝臓の不調で肌荒れが起こることがあります。
肝臓は代謝に関わっている臓器です。さまざまな栄養素や体にとって有害となる物質の分解や合成するはたらきがあります。

しかし、アルコールや脂肪肝などの問題が生じると本来の機能を果たせなくなります。肌に必要なビタミンなどの栄養素をうまく取り入れられなくなったり、肌にとって有害物質がスムーズに分解されないといったことなどが起こりえます。

そのため、くすみや乾燥、吹き出物などが生じやすくなり肌の調子が悪くなるのです。

お酒や脂肪や糖分の多い食事の摂りすぎに注意しましょう。肌荒れは肝臓から「ちょっと休んで」のサインかもしれません。

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医師からのアドバイス

肌荒れだからと、お肌をケアするだけでは解決できない原因もあります。
いずれの場合も、原因を取り除かなければ、なかなか肌荒れは改善しません。長引く肌荒れにお悩みの場合は、体質を根本から改善することもひとつの手。これを機会に、自分の体や生活習慣と向き合ってみてはいかがでしょうか?

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