【1】募金は、強力な助けになる

連日、熊本地震のニュースが流れています。余震が続く中、被災者の方は勿論、現地の支援者の方々や支援団体関係者の方々など、たくさんの人が頑張っていらっしゃると思います。

そういった支援団体に属していない一般人でも、支援する方法はあります。代表的なものが「募金」です。集まったお金は、被災地復興の強力な助けになります。
又、お金は使い勝手が良いので、被災地の状況に合わせて、臨機応変に対応する事ができます。

【2】募金詐欺に注意

しかし、悲しいかな、人の不幸に付け込む悪人はいます。現在までに、以下のニュースや注意喚起が流れております。

3. 義援金詐欺
「義援金を集めている」と言う人が家に来て、断ったがなかなか帰ってくれなかった。その後、外で待っていた仲間と「うまくかない」などと話をしており、義援金詐欺を疑われるケースがあります。

出典 http://www.pref.kumamoto.jp

熊本県消費生活センター HPより。この他にも、「家の修理に関するトラブル(修理の押し売り・ぼったくり)」「地震速報メールかと思ったら、出会い系サイトに誘導するメールだった」等の悪質なケースが報告されている模様です。

1 情報が寄せられた事例・手口
・社会福祉関係団体を名乗り、義捐金の訪問集金を行うという電話があった。
・市役所の職員を名乗り、義捐金の名目で金銭の振込みを依頼する電話があった。
・「オホーツク海のカニを半額で買わないか。売上金の一部を義捐金にする。」という電話があった。
・義捐金を募集するメールが届いたが、メールに書かれているリンク先が実際はアダルトサイトであった。

出典 http://www.caa.go.jp

消費者庁HPより。「東日本大震災」の後に発生した事案の様ですが、今回の熊本地震でも似た様な事案が発生するかも知れません。

震災復興への寄付をかたって金をだまし取ったなどの疑いで、10人の男が逮捕されました。

 石川雅康容疑者(38)ら10人は、北九州市の83歳の女性に東日本大震災の復興支援団体をかたって嘘の電話を掛け、250万円をだまし取った疑いなどが持たれています。

出典 http://news.tv-asahi.co.jp

2016/04/20、テレ朝newsより。東日本大震災の支援名目で、詐欺を働いた10人が逮捕されたという話です。
大規模災害が起こると、こういう連中が湧いて来ます。

【3】詐欺を回避するには?

詐欺を見抜くという事は、とても難しいです。しかし、事前に頭の中を整理しておけば、詐欺を回避できる可能性が高くなります。

募金の場合、「何の為の募金なのか」「具体的には、何処に寄付するのか」「集まったお金は、どういったルートで現地に送られるのか」などの情報を確認できるかが重要です。
末端の活動員が十分に答えられなくても、責任者は答えられるはずです。

また、ビラやノボリなどの印刷物がある場合、事務所の住所や電話番号、代表者の名前、サイトのURLなどが明記されているか確認してみましょう。
スマホ等を使えば、ある程度の裏取りが可能です。

又、消費者庁からも、下記の様なアドバイスが出ています。参考になります。

・公的機関が、各家庭に電話等で義捐金を求めることは考えられません。当該公的機関に確認しましょう。
・義捐金は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で寄付しましょう。
・口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
・不審に思ったとき、被害にあったときは、各地の消費生活センター等や警察までご相談ください。

出典 http://www.caa.go.jp

【4】許可を得ているか?

募金活動をするには、許可を取らなければならない場合があります。

 寄附募集(募金)をする際には、その行為を公明にし、募集金品の経理の公正を図るとともに、その濫行を防がなければなりません。そこで市では、市内での寄附募集(募金)は市長の許可が必要とするように条例で定めています。

出典 https://www.city.azumino.nagano.jp

道路において工事、作業、祭礼行事を行う場合や工作物を設置する場合などは、警察署長等の許可が必要となります。

申請できるものについては、道路交通法第77条第1項、京都府道路交通規則第14条で規定されています。

出典 http://www.pref.kyoto.jp

京都府警HPより。道路で募金をする際には、警察に許可を貰わないといけない場合があります。ただ、警察が出すのは「道路の使用許可」であり、募金の正当性を調べているかは分かりません。

【5】情報を追跡できるか?

「集まった募金の使途を、一般人でも調査・追跡できるか」という事も重要です。情報公開が積極的に行われている団体ならば、より安心です。

【6】「ちゃんとした募金活動をしよう」と思っている方へ

有名な団体に所属してなくても、募金を募る事は可能です。実際に行動していらっしゃる方も多数いて、ニュースにもなっています。

しかし、募金詐欺が存在している事も事実です。きちんとした活動をしているにも関わらず、詐欺だと思われてしまう…そんな場合もあるかも知れません。

そうならない為に、上記で紹介した「情報を把握・開示しているか」「許可は取っているか」などのポイントをしっかり押さえておく事が重要です。

説明を求められた時、しっかりと答える事ができますか?。
「許可証を見せて下さい」と言われた時、慌てず対応できますか?。

多くの方の善意で、募金は成立します。その善意を、責任を持って先方に届けなければなりません。
責任感を持つ為にも、ポイントはしっかり押さえて下さい。

子供さんや学生さんが活動する場合は、親御さんや先生・指導員の方が責任を持ってサポートしてあげて下さい。
純粋な心で募金活動しているのに、変な目で見られるのは気の毒です。経験や知恵のある大人が、守ってあげる必要があります。

【7】まとめ

善意の募金に向かって疑いの目を持つ事は、褒められたものでは無いのかも知れません。しかし、実際に事件は起こっています。用心する事は重要です。

我々が用心すれば、詐欺を行う人間はやりにくくなります。詐欺が減る可能性が高まります。そうする事で、善意の募金を集め易くなるでしょう。

ただ、ひとつ忘れてはならないのは、詐欺師は常に「新しい手法」を考えている…という点です。昨日までは無かった方法で、引っ掛けにくる事もあるでしょう。
ちょっとでも「何か変だな?」と思ったら、消費者センターを始め関係機関に問い合わせましょう。

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