NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(4~9日)の週間平均視聴率が21.7%で、今世紀最高の期間平均視聴率23.5%を記録した「あさが来た」の初週(20.3%)を上回る高視聴率だとのことです。

私も見るつもりはありませんでしたが、第一週目でとても感動し、心が惹かれました。

「とと」(西島秀俊)が結核で亡くなる前に、散ってしまった桜を何とかして「とと」に見せて上げたいと家族や知人で協力して作った「手作りの桜の木」は、本当に見事でした。

「散ってしまった桜は、花をくっつけない限りもう見られない。」という言葉をヒントに、常子ら3姉妹を中心に手作りの花を木にくっつけ、花見に行けなかった病気のととに見せたのです。

出典NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組より、photo;牧師の妻

「とと」(西島秀俊)が桜の木を見ているところ

幼い頃に両親を亡くした「とと」は、日常の普段の何気ない幸せが「いつまで続くか分からない」と考え、「当たり前の暮らしがいかに大切か」を教えていました。

「とと」の心に残る言葉

「家族一緒の時間は、いつ無くなるかわからない…。明日かも知れないし・・・1年先かも・・・」

「普通と感じている時間は、貴重な時間の積み重ねです。」

「18歳で常子が嫁いだと仮定しても・・・驚くほど少ないのです。」

出典「とと姉ちゃん」ととのセリフより

「そんな・・・」と言う「かか」(木村多江)でしたが、悲しいことに「とと」が結核に倒れ、それが現実となってしまいます。

出典photo;牧師の妻

私たちも、今年は家族で桜を見てきました。

人はなぜ、お花見に行くのでしょう?

「桜」は春の訪れと共に、1本の木から10万個以上の花を一斉に咲かせます。そして、しばらくの間咲き、じきに散ってしまいます。

ごく短い間しか見ることのできない「超期間限定」であること、春の訪れのうれしさや楽しさを「お花見」という形で実現できること、桜の花そのものの美しさなどが「人がお花見に行く理由」だと言えるでしょう。

けれど、「とと姉ちゃん」の「とと」のように、桜は「人生の短さ、はかなさ」、「しばらくの間咲いていて、しばらくすると散ってしまうもの」を良く現しているように感じます。

「当たり前の暮らし」や「家族と一緒にいる時間」はいつまでも続くものではなく、限りがあるからこそ「いつもの生活を丁寧に生きる」ことを「とと」は教えてくれました。

私自身、淡々と続く「家事」などは苦手で、「つまらないこと」と思ってしまいがちですが、日々の些細なことにも感謝して大事にしていきたいと教えられる「とと姉ちゃん」の番組でした。

主人公「常子」(高畑充希)と「かか」(お母さん・木村多江)、二人の妹たちは、これから「常子」を「とと」の代わりにして生きていきます。

昭和初期と思われるこの時代、父親のいない家庭で女4人で生きていくことの困難がストーリーの中に出てきて、先日はちょうど、「とと」の社長さんからの援助が打ち切られることになったところでした。

私の母も、小学2年生の時に父親を亡くし、3姉妹で母親と一緒に暮らしてきました。母は末っ子なので「美子(よしこ)」と同じ立場です。祖母は「かか」と同じ、明治時代の女性でした。

今後も「とと姉ちゃん」は時間が許す限り、続けて見たいと思っています。

ameblo;牧師の妻「こころのブログ」

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