【その1】小学校は神戸市指定ノート!

小学校で使用するノートといえば、恐らく複数のメーカーの名前が挙がると思います。
しかし、神戸市では“神戸市指定ノート”なんです。
神戸市立の小学校出身の筆者も、県外の高校に入学するまで「ジャ●ニカ学習帳っていつ使うんだろう?」と思っていました。
現に、神戸市内では、所謂大学ノートはよく販売されていますが、学童ノートは神戸市指定ノート以外置いていないお店もあるくらいなんです。

表紙は、神戸市内の風景写真が2色刷になっており、連絡帳は紫色、自由帳は朱色、算数帳はグレー、国語帳とおけいこ帳は緑等、昔から変わらぬ表装で販売されています。
低学年用と高学年用、○年生用等対象学年が分かれており、小学校で使用するノートは全てこの市指定ノートを使用します。

そのレトロさが最近話題を呼び、お土産として買い求められる方も多いようです。
神戸市指定ノートが日の目を浴びるのは嬉しい気もしますが、年度代わりの時期や学期始めはノートのしゅるいによっては売り切れ続出となるので、その時期は神戸の小学生のために、お土産購入は控えていただけると助かるなぁなんて思ったりもします。

【その2】ラジオ体操ではなく、神戸体操!

神戸市では“神戸体操”を教わります。
筆者が義務教育を過ごした地域では、ラジオ体操は小学生がするもので、中学生になると“神戸体操”を教わります。
“チャーン チャチャチャーン チャチャチャーン♪”
となれば神戸っ子ならできるはず!
中学1年の体育のテストはペーパー、実技共に神戸体操です。
ラジオ体操よりも、気が引き締まり、みんな真剣に取り組むから不思議です。

正式には「神戸市学校体操」と呼ばれ、戦後の学校教育は各指導者によってまちまちだったため、児童が同じように取り組める体操として、1951年に東京教育大学の本間茂雄氏が中心に考案されました。
1965年に一部改定されて「小学校1・2年生用」「小学校3~6年生用」「中学校男女用」「高校男女用」の4種類に絞られ、神戸市が市内全校に伴奏用音楽レコードを配布して体育の授業で取り入れられるようになりました。

出典 http://www.city.kobe.lg.jp

筆者が習ったのは中学用のものですが、微妙に学齢によって体操の内容は異なるのですが、中学用のものはどこの、学校でも取り組んでいましたので、テスト前は塾に行けば他校の子達も体操の確認をしているのをよくよく見かけました。

神戸体操 中学女子

出典 YouTube

【その3】日直って何?日番でしょ!

どこの学校でも、毎日交代でお当番がいるのは共通していると思いますが、そのお当番のことを何と呼ぶでしょうか。
神戸の学校では、“日番(にちばん)”と呼びます。
義務教育を終えて県外の高校に進んだ時は、日番が通じないことに驚きました。

【その4】学期末の恒例行事“油引き”

神戸では、学期末に教室の床に油引き専用油を、モップで引くのですが、神戸は土足で教室に入るから“油引き”を、するというケンミンショーの放送を鵜呑みにしていませんか?

校舎の新旧に関わらず、土足の学校もあれば、上靴を使用する学校があります。
筆者も、1年生~3年生を過ごした築15年程の小学校では教室内のみ上靴で、各教室の前に下駄箱があり、廊下に出る時は、その都度履き替えていました。
また、4年生~6年生を過ごした小学校は新設校でしたが、絨毯の音楽室と多目的ホールや図書室、畳のランチルームは靴を脱いでいましたが、土足でした。
そして、体育館はどの学校も体育館シューズという専用靴を履いて利用します。

上記どちらの学校も“油引き”は恒例行事でした。

学年によっては、教職員の方々が済ます所もあるようですが、児童が行う所では、油引きの日に教室の掃除担当になるのは大当たりと言う児童がいるほど人気なのです。
代表者が用務員さんのところに油引き用油をバケツに入れて貰いに行き、モップも借りてきて、掃き掃除の後にみんなで油を引いていくのですが、ツルツルの床でスケートを、真似て遊ぶ児童や滑って転んで真っ黒になる児童、プリントや持ち物を落としてショックを受ける児童がいるのは神戸っ子あるあるだと思います。

この記事を書いたユーザー

to-mammy このユーザーの他の記事を見る

大学院にて実学の文学なるものを学び、R社にて広告企画営業兼編集を経て、2児の母に。
中高の教員免許を所持しており、幼児教育分野にも興味があり、我が子で実践中。幼稚園児で3学年以上先の学力を身につけ、水泳では選手育成コース。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス