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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
胃もたれをともなうゲップが続いたら、つらいですね。しばらく胃カメラや胃のバリウム検査を受けていなければ、ぜひ受診しましょう。でも、もし検査で異常がない場合は……? 食生活の改善方法などを医師に聞いてきました!

どうして胃もたれ、ゲップが起きるの?

胃もたれでゲップが止まらない状態は、二つの要因が重なって起こります。
・何らかの原因で胃腸の動きがおかしくなっている
・さらに胃と食道との継ぎ目の筋肉が緩んでいる

【胃腸の動きがおかしくなる原因】
・ストレスや過労
・ウイルスなどによる一時的な胃腸炎
・自律神経のバランスの乱れ
・胃潰瘍や胃に腫瘍がある
などが考えられます。

まず食生活の改善をしてみよう!

胃腸のため、食生活などを改善してみましょう。

【食生活の改善】
・1日3食のバランスが取れた規則正しい食事をする
・脂っこい食べ物、甘いもの、炭酸飲料を避ける
・早食いをせずによく噛んで食べる
・就寝1時間前には食べ物を取らない
・食後はすぐには横にならない
・お粥などの消化に良いもので胃腸への負担を減らす
・大根などの消化酵素の含む食べ物をとる
適度な香辛料を使った食べ物にも、効果がみられる場合があります。

【食生活以外で気をつけるとよいこと】
・寝るときの姿勢は右側を下に、枕で頭を少し上げる
・ストレスや過労などの原因を改善する
といったことも試してみましょう。

市販の胃腸薬の選び方は?

食生活の改善でなど良くならない場合、市販の胃腸薬を飲むことになるでしょう。
胃もたれとゲップのどちらかがひどいかによって薬を使い分ける必要があります。

【市販の胃腸薬の選び方】
・胃もたれがひどいとき:消化酵素の入った胃腸薬
・ゲップがひどいとき:胃酸を抑える薬
・はっきりしない場合:漢方胃腸薬
胃腸の動きを亢進する薬は市販されていないので、医師に処方してもらいましょう。

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医師からのアドバイス

胃もたれを感じ、ゲップが止まらない場合は、なるべく早く消化器内科を受診して下さい。食生活の改善でも変化がない場合は、胃腸を動かす薬が必要なので、医師から薬をもらった方が良いでしょう。

まれに症状がピロリ菌が原因の場合があります。検査を受けていなければ、受けた方が良いでしょう。血液検査だけなので、数千円です。
なお、胃カメラ検査を受ければ、保険で除菌治療を受けることができます。ピロリ菌を除菌できれば、胃もたれ・ゲップの症状が良くなる可能性があります。

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