日本を離れて約30年。人生の大半をアメリカで過ごした筆者が再び日本に戻ってきて、どうしても受け入れられないことがある。それらは日本人にとっては、日常的で当たり前のことばかりなのに。。あり得ない!と思ってしまうことがよく起きる。つまり筆者は祖国日本に対して大きなカルチャーショックを受けてしまったのだ!!

カルチャーショックとは

カルチャー・ショック【culture shock】
文化的衝撃と訳されることもある。文化とは人間の行動や考え方の指針となる価値体系のことである。一つの社会に属する人々は文化を共有している場合が多い。そのため人間は自分の文化を基準にして相手を理解しようとするが,自分の文化と異なる文化に出会ったときには,さまざまのショックを受ける。このように文化と文化が接触する際に,一方もしくは双方の文化に与えられる衝撃をカルチャー・ショックと呼ぶ。幕末における黒船の出現が,当時の日本人,日本文化に与えた衝撃もその典型例といえる。

出典 https://kotobank.jp

コトバンクより

国によって、文化(カルチャー)や習慣が違いますよね。
簡単な例では、アメリカでは家の中でも土足です。
でもそれを日本でやられると、「えっ?!」ってなりますよね。
文化の違いによってショックを受けることをいうのです。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

この例はとても判りやすい。

スリッパ

アメリカでも自宅でスリッパを履いていたので、それに対する抵抗はないのだが、それはあくまでMy(マイ=自分の)スリッパである。

よその家にいって使いまわしのスリッパ勧められたリするのも少し抵抗あるのだが、特にいやなのが病院でのスリッパ!これ、不特定多数の人たちが履いてるでしょ?!そのには水虫の人もいるわけで。。

そうでなくても、足は一番臭くて汚い部分なのだ!!不特定多数の人たちが履いたスリッパをどうして日本人は平気で履けるのかとつい思ってしまう。

やたら日本はスリッパに履き替えなければならない場所があるよね。旅館やどこかのトイレ、他に居酒屋とか行っても、掘りごたつとかのテーブルだと、靴勝手に店員さんにしまい込まれて、代わりに草履やスリッパが置いてあったり。。

靴下履いてるときはまだマシだけど、夏などで素足にサンダルでうっかりスリッパに履きかえなければならない場所に行ったりすると、冷や汗が出るくらい気持ち悪くなる。なので、夏場はバッグにそれ用の靴下を必ず入れている。

お風呂

意外かもしれないけど、これもダメ!日本では家族でお風呂のお湯使いまわしが普通。もちろん、家族ならOKだけど、他人とのお風呂のお湯の使いまわしにどうしても抵抗がある。スリッパと同じ理由。垢や皮脂が浮いてたり髪の毛、陰毛などどうしてもあるし。。アメリカでは日常的にシャワーだったし、自宅では時々バスタブにお湯ためてつかってはいたものの、お風呂の構造上、一人一人、お湯は流さなければならなかったので、家族で共有することもなかった。それが約30年続いていたのでどうしても、日本のお風呂のお湯の使いまわしに抵抗がある。

更に、温泉、銭湯なども同じ理由で抵抗があるのと、裸同志で知らない人たちと一緒にお風呂に入るというのがどうしてもまだ受け入れられない。知っている同志はなおさら抵抗がある。

先日、ムヒカ元大統領が来日して日本文化として、銭湯見学に連れて行かれた時も、彼は中に入るのを断っていた。「どして他人がお風呂に入っているのを見学しなければならないんだね?!」と。まったく同感である。それは外国人にとっては、まるでトイレの中をのぞくような気分になるのだ。

自治会、町内会、PTA

他にも自治会や町内会、そしてPTAなどの役員の強制的な活動。それを断るといろいろ言われるし、募金も誰がいくら寄付したといちいち名簿つけたりしていることなど、それはボランティアや募金とは言えないだろうということが日本にはたくさんある。ほぼ義務で強制されることが多すぎる!それを断ると、下手をすると村八分にされたり意地悪されたりすることもあるとか。。おかしすぎるだろう!

アメリカにはそんな活動はなかった。。ボランティアも募金も、本当の意味での奉仕活動であった。それらに強制や義務はけしてなかった。PTAはあったけど、それも有志で、けして強制や義務ではなかった。でも、日本はこういう活動は義務であり、目に見えないあなたもやってね!という圧力がかかる。それらがたまらない。。ストレスになってる。昨年は、自治会での役員、町内会での組長と班長のいきなり三役がまわってきたし。。

カルチャーショックの連続で自律神経失調症に

筆者はなってしまいました。日本に本格的に住み始めてわずか1年で、精神的に受けたカルチャーショックはかなり大きすぎました。まぁ、他にもいろいろ続いたのですが。。

これが日本なんだからといえばそれまでなんですが、やはり文化の違いで受け続ける打撃というのは、想像以上に精神的ストレスになりかねません。

本人的にも驚いたのは、もともと日本で生まれ、日本で子供時代を過ごしていたのに。。すべて日本のそういうシステムは知っていたはずなのに。。受け入れてたはずなのに。。ということです。それなのに。。ああ、それなのに。。

逆バージョンなら納得できるんですよね。よくアメリカ生活で受けたカルチャーショックが大きすぎて精神的疲労が重なり、日本に引き返す人たちがいました。自分は、すんなりアメリカの文化を受け入れられたので、あの時はそんな人たちのことがどうしてそうなるのか理解できませんでしたが、今は自分が日本で同じ状態を味わっているので、よく理解できます。

カルチャーショックときくとそんなにたいしたことではなさそうに感じますが、本人にとっては、とても苦しく深刻なものとなる場合があるということを実感しています。

筆者の場合は、自分で日本永住を決めたのだから、もっと日本の良いところを見出していこうとやっと今は前向きになってます。現在は、自律神経失調症での投薬治療もやめ、ドッグセラピーをしています。(殺処分になる寸前の犬を引き取って一緒に暮らし始めてます。)気持ちがようやく落ち着き始めてます。

例えば、日本の中でも、こういうことは起きてしまうでしょう。春、進学や就職、転勤などで新たな土地に移り住む人たちはとても多いと思います。その土地でのカルチャーショックが起きることもあるかと思います。でも、あまり深刻にならないようにしてください。あまりに深刻になってしまうと、様々な影響が体に出てしまいますから。どうしても肌に合わないと思ったら、体に異変を感じはじめたら、引っ越す勇気も必要です。

カルチャーショックが長く続いて深刻になってしまうと、睡眠障害、パニック障害、メニエールなどの自律神経失調症にまでなってしまうのです。怖いですよ。

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