奇蹟の生還

 埼玉で2年前に起きた、女子中学生誘拐事件。人々の記憶からも忘れ去られ、話題にのぼることも無くなっていたでしょう。恐らくは生きていないだろうと不謹慎な思いを抱いていたのを覚えています。

 ところが、その少女がなんと生きていたわけですよ。しかも監禁場所から自力で逃げ出したというね。いや、本当に奇蹟だと思いました。


犯人は20代男性。自殺をほのめかす。

 犯人は既に逮捕されていますね。何でも血まみれでうろついていたとか。少女に逃げられ、事件が発覚する前に、自殺を図ったそうです。結局は死に切れなかったわけですが、私が思うに、この男は、死ぬ気などさらさら無かったと思いますし、そんな勇気も覚悟も無い人間だと思います。

 まず、本気で死のうとしてたなら、刃物で首を切るなどという方法は取りません。武士の切腹じゃあるまいし、自分で致命傷を負わせるのはとても難しいんです。よほどの覚悟がなければ、必ずためらいます。そして死に切れないわけです。

 この犯人は、最初こそ自殺するつもりだったかも知れませんが、恐くなり、とりあえず死なない程度に傷付き、誰かに見つけてもらおうとしていたに違いありません。自首する勇気すら持てない弱虫です。

インテリは犯罪者と紙一重

 この男、頭は非常に良かったようです。大学を卒業してますからね。インテリや頭の良い人間というのは、その知識を悪用したがる傾向があるのでしょうか?

 この手の人間は、自己中で他人の気持ちをおもんばかったりしませんね。しかも、中学生の頃から、女性を誘拐してみたかったのだとか。完全に病気ですね。私の偏見かもですが、お勉強の出来る人間ほど、変態や病人が多い気がします。

なぜ2年もの間、少女は逃げられなかったのか?という愚問。

ワイドショーが、連日に渡って、見出しの話題を扱っていました。いや本当にワイドショーの方々は、低レベルだなあと。

確かに、監禁されていたアパートやマンションは、壁が薄いので、大声を上げたり、物音を立てれば、誰かに気付いてもらえたのでは?とか、外出も出来たのなら隙をついて逃げられなかったのかなど、勝手なことばかりです。

 ですが、犯人は、言葉巧みに少女に絶望感を植え付け、逃げる気力や気持ちを削いでいった。一種の洗脳です。また、監禁という状況下において、下手に小細工をすれば、殺されるかもという恐怖から、逃げ出せなかったんでしょう。素人でも分かりますよ。





その日を待ち続けた少女。

一方で、誘拐された少女は、両親が自分を捜してくれていることを、ネットで知ることになります。犯人に散々、お前は見捨てられたと言われ、絶望していた少女は奮いだったことでしょう。脱出のチャンスを待ち続け、その日のために準備を進めるわけです。この子は、とても慎重で条件が揃わなければ行動しない。ご両親がおっしゃる通りですね。逃げ出せた時に、必要になるだろうと小銭を隠しておくなど、中々考えられません。そして、ついにその日が来たわけです。

 全ての条件、状況、そして運。さらに、諦めなかったご両親に少女。

どれか一つ欠けても、事件は解決しなかったでしょう。

奇蹟でもあるけど、皆の努力の結果でもある。

諦めない気持ちが、奇蹟を呼んだ。

そう言っても過言ではないのではないでしょうか。。。。。。

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