ストレートにだってカミングアウトがある!

カミングアウト、というとLGBTの人のものがよく語られますが、ストレートだって実は他人事ではないのです。

カミングアウトといえばLGBT?

やっぱりLGBTのカミングアウトがすぐに思い浮かびがちです。「俺、ゲイなんだよね」みたいな。実際にカミングアウトを題材にした映画もありますし、カミングアウトをする手紙を集めた本もあります。

けれど、ストレートにとっても、LGBTが自分のセクシュアリティについて話すのに勇気が要るのと同じように、打ち明けにくいようなことがあるはずだと思うんです。

例えば、私の場合は月経前のPMS(月経前症候群)がひっどいこと。気分の浮き沈みが激しすぎて電車の中で泣き出して周りの方にびっくりされたり。自分の容姿が嫌で嫌で泣きながらやけ食いでスナック菓子とアイスを交互に食べたら、後悔の念から大荒れして、普段穏やかでちょっと天然ちゃんな母親が呆れて口きかなくなるくらいヒステリックになってしまったり。

真っ暗な部屋でひたすらティッシュを破いてみたり。男女で差異がつくことが嫌だから本当は生理的現象のハンデなんぞ月に1回もぶつかりたくないのに、眠気とイライラに勝てない自分がとても嫌。こんな話共感できる友人以外にしたくないですよね、極力。

もしかしたら人によっては「母子家庭なんだよね」「パニック障害があるんだよね」「実はカツラなんだよね」「恋人から殴られたんだよね」「豊胸手術受けたんだよね」とか、誰かに話すときには勇気が要るかもしれません。

カミングアウトする勇気に敬意を

「別に話さなきゃいけないわけじゃないけど話しておいた方がいいかもしれない」ことを打ち明けること自体がカミングアウトであり、カミングアウトの内容は人それぞれ、何ら優劣をつけられるべきではありません。LGBTであることをカミングアウトするのは他のことを打ち明けるよりも社会的に言い難いでしょう。そうだからと言ってどんな告白が重く、どんな告白が軽いなんてありません。相手が勇気を持って話してくれたという行動に敬意を払うべきです。

関係性が壊れるんじゃないかと不安になるカミングアウトばかりだとも思います。それこそ、私はPMSがひどいことを誰かに話して面倒くさい女だと思われたくないし、恋人に会いたくないなどと思われたくない。不安です。(書いちゃったけど)

カミングアウトはLGBT特有の問題ではない

だからこそ、ストレートにはLGBTであるというカミングアウトが特別なものだと捉えてほしくありません。カミングアウトはセクシュアリティに起因するLGBT特有の難しいことではなく、ストレートにだって難しいこと。

それを心のどこかにひっかけて、自分がカミングアウトを聞いたときには自分だったらどんな気分だろうと置き換えてみてください。きっとその勇気を称えたくなって「話してくれてありがとう」と声を掛けられたら素敵です。

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