NHK朝のテレビ小説「とと姉ちゃん」が好スタートを切りましたね。
初回の視聴率は22.6%と、7作連続での20%超のスタートとなりました。

その魅力の一つがととこと父親の竹蔵さん(西島秀俊)ですね。
2回目の放送では「安心してください」で注目を集めましたが、
3回目の放送でも名言を連発しました。

まずは大迫専務(ラサール石井)宅へ、三姉妹が絵を台無しにした謝罪の帰り道です。
許しを受けたが、絵を10円払って買い取ります。
その理由をこう三姉妹に語ります。

「素敵な絵を手に入れたんですから。
世間的には価値がなくても、ととにとっては三人の娘が描いた傑作です。
美子のいたずらを、鞠子と常子がなんとかしようとした優しさが生み出した名画ですよ。

そうしてピカッツァの絵画を居間に飾るのです。

その絵画を前に、叔父の鉄郎(向井理)とともにご飯を食べている時です。
竹蔵は仕事で家にいませんが、約束したもみじ狩りに行けるのか、心配だと打ち明けた常子に鉄郎はこんな話をしてくれます。

早くに両親を亡くした竹蔵と鉄郎は親戚の家をたらい回しにされます。
そこで威張り散らす父親をたくさんに目にしました。
しかし竹蔵は「したがっている家族も、したがわせている父親も幸せそうに見えなかった」と言ったそうです。
そしてこう続けたのです。

相手が自分の子どもたちだとしても、ひとりの人間として対等に接したいと思っているんだ」と。
そして鉄郎は「大切にしているんだと思うよ。とととかかと娘たちと過ごす時間をさ。」と続けます。

そしてもみじ狩りを終えた日の夜。
仕事が残っているからと、娘たちが寝た後に再び工場に行く準備を始めた竹蔵。
君子(木村多江)が「家族で過ごすことはいつでもできるじゃないですか?」と言うと、
僕はそう思いませんと言い、こう続けます。

当たり前にある毎日でも、それはとっても大切な一瞬の積み重ねだと思っています。
そしてそれは、いつ失うことになるか分からない。
明日かも知れないし、一年後かも知れない。

大げさかも知れないが、両親を突然失った自分にとってはこう思うことは当然だと言う竹蔵は、こう続けます。

「ムリしてでも、一緒にいる時間を大事にしたい。
当たり前にある日常は、かけがえのないものですから。

さらにこんなことを君子に問いかけます。
「月に一度の家族のお出かけは、あと何回できると思いますか?」と。

答えられない君子に、こともなげにこう言います。
常子が18歳で嫁いだとすると、あと87回しかないんですよ。
一度だって欠かすことはできません。

そうして、子どもたちの寝顔を見に行こうと君子を誘う竹蔵。
寝顔ってなんだか好きなんです。無防備な感じがとても」と。


なんだか、世の中には「ゲス不倫」とかいう言葉が踊ってますけど、そんなことを忘れさせてくれるような名言の数々でしたね。
素敵なお父さんはいつの時代も憧れの的ですね。

そしてこうした竹蔵の思いや言葉が、当たり前の生活を提案する雑誌をつくる常子の土台となるんですね。

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